今回は『夏目友人帳』の柊(ひいらぎ)について徹底解説していきたいと思います。
夏目友人帳の妖(あやかし)の中でも、大変人気のあるキャラです。
素顔や過去について、また登場回や声優をみていきます。
※一部ストーリーの展開や結末が含まれますので、読んだことのない方はご注意ください！
夏目友人帳の柊(ひいらぎ)は過去に何が？
夏目友人帳の柊(ひいらぎ)は2本の角がついた一つ目のお面をしている女妖です。
祓い屋である名取 周一（なとり しゅういち）の式（しき）です。
式とは、祓い屋に仕える妖怪のことです。
祓い屋と契約を交わして、祓い屋の指示を受けて動きます。
怪奇現象の調査をしたり、攻撃してくる妖怪から祓い屋を守ったりします。
はじめ、柊（ひいらぎ）は式ではない名前のない妖怪でした。
そしてある旧家の門の柱に、とても長い縄でつながれていました。
しかもその縄は首にまかれていました。
名取周一が依頼されて祓われようとしていた妖怪で、後に名取と契約を交わしました。
柊の過去になにがあった？
次に柊の過去についてみていきます。
柊は過去に、祈禱師から蔵を守るように術をかけられました。
蔵を守らなければ、首の縄がどんどん締まっていき首が落ちてしまうというとても恐ろしいもの。
逃げようとしたこともありましたが、それを諦めたころに人間の少年に出会います。
その少年が柊の腕の傷に包帯をまいてくれました。
なんとそれが幼少期の名取でした。
今度は名取が祓い人として依頼を受け、柊を祓おうとしていました。
柊はそのことを知っていて、名取の手柄になるならと祓われることを受け入れていました。
名取はまだ純粋だった幼少期から妖怪に対する考えが変わり、妖怪を憎んでいました。
柊が祓われる当日、その場に呼ばれた夏目が名取に柊のことを思い出してもらおうとします。
ですが、柊のことは覚えていませんでした。
柊を名取の作った陣に入ってこないように止めようとすると、名取の別の式につかまって身動きができません。
名取によって祓いの陣が描かれ、柊がその陣に入った瞬間、夏目も何とかその陣に入っていきました。
その陣に入ると雷（いかづち）が起こるという術で、非常に苦しみます。
そしてすぐにニャンコ先生が陣の中に入り、爆発はしてしまいましたが助けられた夏目でした。
その時あたりが光に包まれまれ、名取と柊の記憶が夏目に流れてきます。
そして名取も柊と出会った幼少期の記憶を思い出します。
幼少期、柊の包帯を巻きながら、身体が弱くて亡くなった母の話をしていました。
名取は周りの大人から、自分が妖怪を見るせいで不幸を招き、母が死んだと聞かされてきました。
柊は幼少期の名取の頭をなでながら、
「人の子供には不幸を呼び込む力なんてないよ。」
「お前は優しい子だよ。優しい、ただの子どもだよ。
だから何も恥じることは無いんだよ。」
と励ましてくれたのでした。
夏目友人帳には、読者（視聴者）にとっても共感できたり救われたりする言葉・名言がよくでてきます。
上記もその一つだと思います！
最終的に首の縄の呪縛が解かれて、柊は自由になりました。
しかし名取の式となることを選び、“柊”という名を名取に与えられます。
名取のことは“主様（ぬしさま）”と呼び、したうようになります。
夏目友人帳の柊(ひいらぎ)の素顔は？
名取の式となった柊（ひいらぎ）ですが、顔は明かされているのでしょうか？
祓われようと陣に入り、爆発した衝撃で面が欠けてしまいます。
そして右目だけ現れます。
それ以降は柊の素顔は明かされていません。
その右目が露になった柊を見てから、素顔はとても素敵なんだろうな感じています。
初めて見たときに私は素顔は絶対美人だ！！と思わず心でつぶやいていました（笑）
式となってからは、ヒビの入った前のお面で登場しています。
そして、蔵にとらわれる前は山守（やまもり）をしていたようです。
お面をつけていない頃もあったのかな～なんて想像してしまいます♪
アニメの登場回は？
ここからはアニメでの柊の登場回をまとめていきます。
- 第1期 ９話「あやかし祓い」
- 13話「秋の夜宴」
- 第２期 ３話「妖退治 湯けむり行」
- 11話「呪術師の会」
- 13話「人と妖」
- 第3期 6話「人（ひと）ならぬもの」
- 7話「祓い屋」
- 第4期 7話「妖と人の間（はざま）で」
- 9話「月分祭」
- 10話「祀られた神様」
- 第5期 3話「祓い屋からの手紙」
- 第6期 4話「違える瞳」
- 5話「縛られし者」
- 10話「閉ざされた部屋」
- 11話「大切なモノ」
柊は不器用で雑ですが、優しい性格と言われています。
式として名取に尽くしていきます。
夏目には名取に対して批判的なことを言ったときは「祟ってやるぞ」と脅すこともありました。
ニャンコ先生に対しても“ブサネコ”といった皮肉のようなことも言ったりします。
しかし、そのほかは夏目の力になってくれたり、助けてくれたりします。
力の弱い妖に対しても優しいです。
助けてくれた夏目のことも大切に思っていて、心優しいというのが伝わってきます＾＾
続いて、そんな柊の声優についてです。
柊(ひいらぎ)の声優は誰？
夏目友人帳の柊の声優はゆきの さつきさんです。
1970年5月25日生まれ。
幅広い役を演じられる演技派でベテラン声優さんのお一人です。
代表作は、『犬夜叉』日暮かごめ、『BLEACH』四楓院夜一、『ひぐらしのなく頃に』園崎魅音、園崎詩音、『銀魂』志村妙 などです。
絶対1度は聞いたことのある声優さんではないでしょうか！？
お面をしている柊での声は他のキャラクターとはまた違った印象ですね。
個人的には、感情の起伏はあまり感じられないような、そして透明感があって優しい声だなと感じます。
ゆきのさつきさんの声からも、柊は絶対美人だと想像してしまいます！
夏目友人帳の柊(ひいらぎ)を徹底解説！まとめ
以上、夏目友人帳の柊についてまとめてきました。
- 柊は旧家の蔵を守らされていた妖怪
- 祓い人となった名取と再会後に名取の式となる
- 素顔は不明
- アニメの登場回
- 声優はゆきのさつきさん
不器用で優しい柊、私の大好きなキャラクターの1人です。
アニメ7期も観たいな～と願っています。
“夏目友人帳 7期の放送っていつ？何巻から放送される？”
“夏目友人帳についてもっと詳しく知りたい！”
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