漫画『BLEACH』に登場する浦原喜助は死亡したのか?とよく検索されています。
なぜ死亡したと言われてるのか気になりませんか?
完結したその後はどうなったのか?
原作の初期から登場していて、ファンも多い浦原さん。
主人公の黒崎 一護たちを助けることが多い味方側のキャラではあるものの、明かされていない謎もあります。
今回は浦原喜助について解説していきます。
浦原喜助が死亡したと言われる理由は?
結論、浦原喜助は死んでおらずその後もちゃんと生きています。
ではなぜ死んだのではないか?言われてしまうのでしょうか?
それは最終章・千年血戦篇でのアスキン・ナックルヴァール戦の後に登場してないことが理由ではないかと思います。
アスキンとの戦いでアスキンの能力「猛毒領域」によって、浦原さんは脱出不可能に。
このときに初めて解放した浦原喜助の卍解・観音開紅姫改メによって脱出しています。
アスキンの猛毒領域が脱出不可能ではあるものの、侵入は可能ということを見破った浦原さん。
卍解の能力である触れた物を造り変える能力によって、結界の外にいたグリムジョー・ジャガージャックが結界に一息で入れる道を作っています。
アスキン・ナックルヴァールは不意打ちによって心臓を抉り取られて敗北。
しかし、最後の力をふりしぼって浦原達を道連れにしようとします。
最後の最後までシュテルンリッターたちは粘りの戦いを見せる危ういシーンで一瞬心配しました。
浦原が保険として結界の外に配置していたネルトゥによって助け出されています。
そしてこの登場シーンから最後まで登場することがありませんでした。
その後どうなったのか全く描かれていないので、死亡したのでは?といった憶測やどうなったのか疑問に思った人がたくさんいたのでしょう。
浦原さんのその後は実は小説で描かれているんです。
どうなったのかを次に見ていきたいと思います。
浦原喜助はその後どうなった?
浦原 喜助はその後どうなったのでしょうか?
最初に述べたとおり、浦原さんは死亡してはいません。
その後を描いた小説「BLEACH Can’t Fear Your Own World」1~3巻にて登場しています。
死神たちの本拠地である瀞霊廷の刊行紙「瀞霊廷通信」。
初めの登場は編集長である檜佐木 修平(ひさぎ しゅうへい)に取材を受けているシーン。
そこで一護の出生の秘密や、改造魂魄といった重要なことまで軽々と喋っている浦原さん。
忖度感情の全くない彼らしさが表われているシーンでした。
取材後には、小説でのラスボス・綱彌代時灘の部下である道羽根アウラとの戦いで再登場。
浦原商会の上空で戦い、その結果拉致されてしまうことに。
それは道羽根アウラの作戦で敵の懐に侵入する事に成功するんです。
そして綱彌代時灘の最後の手段である核兵器並みの砲撃を放つ兵器や、
金色疋殺地蔵に匹敵する毒素をばら撒く霊子砲を装備した城砦兵装の発動を浦原の手によって阻止。
この事件解決後、時灘の策謀の一つと考えられる西日本の霊地で一護たちがトラブルに巻き込まれます。
それを助けるために現地に向かうことに…
くわしく知りたい方は、是非小説を読んでみてください!
それでは次は浦原喜助のプロフィールや正体などについて解説していこうと思います。
浦原喜助ってどんなキャラ?基本情報と正体
浦原 喜助とはどんなキャラなのでしょうか?
基本情報と現在に至るまでの過去をおさらいしたいと思います。
浦原喜助の基本情報
浦原 喜助は人間界で浦原商店という駄菓子屋を経営しています。
いつも下駄に帽子と、甚平という格好で、杖と扇を身につけていて、真面目なのかふざけているのかわからないいつも飄々とした態度。
どこか胡散臭くて、とらえどころのないところがある一方で、余裕のある態度を常に崩さない面が彼の魅力。
戦闘においてもその性格は表れていて、強敵と戦闘する事になっても実力をある程度は隠して戦っているような印象がところどころ現れています。
実際、崩玉・藍染との戦闘では卍解を見せませんでした。
また打ち込んだ鬼道に他の鬼道を隠して放つ事で、藍染の封印に成功。
素の状態で高い戦闘力を持っているのに、何故か自分が発明した道具や技術を使って戦う事がほとんどです。
いかに自分の能力を隠して戦うのを重要視しているのかがわかりますね。
次にそんな浦原喜助が護廷十三隊にいた頃の話を解説します。
12番隊隊長と技術開発局局長 時代
もともとは護廷十三隊に所属していた死神だった浦原喜助。
四楓院 夜一(しほういん よるいち)の推薦によって、十二番隊隊長に就任します。
前任者の曳舟 桐生(ひきふね きりお)が零番隊に招集されたため、十二番隊隊長が空席に。
就任するのと同時に、技術開発局を設立します。
この技術開発局でさまざまな技術の開発や、尸魂界の事象についてなどの多くの研究を行います。
そこで生まれたのが崩玉。
技術開発局を設立するときに、後の十二番隊隊長と技術開発局局長を務める涅マユリにとある場所で出会います。
その場所についてや十二番隊隊長を務める前について解説していこうと思います。
隠密機動二番隊三席 時代
先程述べた様に四楓院夜一の推薦で十二番隊隊長に就任した浦原喜助。
それ以前は夜一さんが隊長を務める二番隊で三席をしていました。
二番隊は諜報機関と暗殺を主に行う隠密機動を運営。
浦原さんも斬魄刀だけではなくて、素手での戦闘や鬼道を使った戦闘にも優れているのがよくわかります。
二番隊に所属していたころは、危険分子を隔離する施設蛆虫の巣で看守を務めていました。
この時に涅マユリに出会います。
浦原さんが十二番隊隊長に就任した後に涅マユリを出獄させ、技術開発局副局長と十二番隊三席の地位を与えています。
十二番隊隊長を務める前の二番隊三席時代から、色々な技術の開発などをしていた浦原さん。
古くから交流のある四楓院 夜一に推薦されていた事がよくわかり、
技術者である涅 マユリに興味を示したのが伺えますね。
そんな浦原さんは、ある事件をきっかけに護廷十三隊どころか尸魂界すら追い出されてしまいます。
どんな事件だったのかをくわしくみていきます。
浦原喜助が永久追放された理由って?
隊長まで務め、能力の非常に高い浦原 喜助。
とある事件をきっかけに尸魂界を永久追放されてしまいます。
それは、多発していた流魂街にて魂魄が消失する事件。
その調査に当たっていた死神さえも消えてしまう不可解さ。
浦原喜助の部下である十二番隊副隊長の猿柿 ひよ里(さるがき ひより)も調査していました。
何かがおかしいと思った浦原さんは、命令を無視して現場に向かうことに。
当時の鬼道衆総帥の握菱 鉄裁(つかびし てっさい)も同行します。
現場に到着後、部下のひよ里や調査にあたっていた死神達が、藍染の手によって虚(ホロウ)化しているところを目にします。
藍染には逃げられたものの、虚化した死神達を助けようと自身が作り出した物質である崩玉を使います。
崩玉は、死神と虚の魂の堺を超える事ができるもの。
しかし失敗に終わってしまいます。
さらには、藍染の根回しによって尸魂界の裁判所にあたる中央四十六室で浦原喜助は濡れ衣を着せられることに。
危険な実験と魂魄消失事件の犯人に仕立て上げられ、霊力を全て剥奪(はくだつ)されて現世に永久追放。
また、虚化されたものの、生きていた8名の死神は虚として処分される決定がくだされます。
夜一さんが現れて、浦原さんと同じく有罪判決となった握菱 鉄裁を助け出します。
そして虚化してしまった8名の死神達まで助け出し、浦原さんが研究していた、霊圧を遮断する義骸の試作品まで用意。
20時間という驚異のスピードで自分と鉄裁、更に虚化してしまった死神達合計10人分の霊圧遮断型の義骸を作成。
虚化してしまった死神達、鉄裁と共に現世に逃亡しています。
そしてこの事件によって虚化した死神達は「仮面の軍勢(バイザード)」として現世で活動していきます。
ちなみに、浦原さんたちを助けてくれた夜一さんは、この時点では現世に行ってはいません。
尸魂界篇では現世で猫の姿をして暮らしていることから、この後に現世で活躍する様になったと思われます。
濡れ衣を着せた藍染は、自分の計画が加速していきストーリーは破面(アランカル)編に進みます。