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コナン|14番目の標的の犯人の動機や殺害理由を解説!

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『名探偵コナン 14番目の標的』の犯人「沢木 公平」

今回は、14番目の標的の犯人の動機(殺害理由)と持っている能力について解説します。

コナン映画の中でも、沢木という犯人はとても印象的。

理由は、犯人の人物描写が丁寧だからではないでしょうか。

例えば、犯行に及ぶに至った動機は、多くの情報によって詳細に描かれています。

また、犯人がいくつもの能力や技術を持っていることも分かります。

そして真犯人判明前の驚きの伏線など、ぜひ最後までお読みくださいね!




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14番目の標的(ターゲット)犯人は沢木 公平

ナイフに顔が写った14番目のターゲットの犯人は、沢木 公平です。

毛利 小五郎の古い友人で、職業はソムリエ

小五郎と関わりがあり、名前に数字の「八」の字が入っているため、命を狙われてると思われていました。

味覚障害になり、ソムリエの道を断たれたことで、犯行を行います。

14番目の標的(ターゲット)犯人の動機・理由

ワイン画像

沢木は、目暮警部や妃 恵理など、小五郎に関係する人々に危害を加えました。

しかし、小五郎や目暮に恨みはありませんでした。

その目的は、かつて小五郎に逮捕された男・村上

彼を犯人に仕立てるためのミスリードでした。

沢木の本当の標的は4人

動機は、味覚障害になってしまったため。

味覚障害の原因は事故で頭を強く打ったこと

そして、ストレス

沢木は、味覚障害の原因となった4人に復讐を企てます。

一人ひとり、原因となったできごとを見ていきます。




動機①小山内 奈々による事故

沢木は仕事の帰りに、一時停止を無視した車と接触しそうになります。

そして、バイクごと転倒

頭部を打ったことにより、味覚障害に。

その車を運転していたのが、小山内 奈々

沢木は、味覚障害の直接の原因となった彼女の命を奪いました。

この事故のとき、彼女は運転中に電話をして大笑い。

救護義務があるのに逃走

さらに、海中レストランに現れたときも、危ない運転をしていました。

その反省してない様子も、沢木の怒りを買ったかもしれません。

動機②旭 勝義によるワインの買い漁りと雑な管理

沢木は、医者に「味覚障害の原因は、ストレスの可能性もある」と言われました。

そのため、自分にストレスを与えていた人物を標的に。

一人目は、実業家の旭 勝義

彼は、財力に物を言わせ、海外から希少なワインを買いあさっていたようです。

そのワインは、温度管理も不十分な蔵で管理されていました。

沢木は、それがストレスに。

ワインを愛する沢木には、ワインを金もうけの道具としか思っていない旭が許せなかったのではないでしょうか。

しかし、旭は、沢木のソムリエの腕を高く評価。

経営する海中レストランのソムリエを沢木に任せることも決まっていました。

沢木がワインの管理について、進言していれば状況は変わっていたかもしれません。



動機③仁科 稔が広めたデマ

仁科は、グルメエッセイストで料理やワインに関する書籍も出していました

しかし、その本の中でワインについての間違った知識を記載。

本の読者に誤った知識を受け付けていたことが沢木のストレスに。

実は、も仁科の本を読んでいました。

赤ワインは室温で飲むとおいしい。

白ワインとロゼは冷やして

そして、沢木の前で誤った知識を披露。

恐らく似たようなことは多くあったのではないでしょうか。

ワインに関するデタラメを多くの人に広めた。

そのことで仁科を恨んだのでしょう。

個人的には、この件は狙われた4人の中で最も逆恨みという印象。

仁科は自分の舌を過信する傾向があるようです。

そのため、ワインの温度の知識も自分の舌で感じたことだけを根拠としたのではないでしょうか。

しかし、味覚おんちのために、命まで狙われるのはあまりにも気の毒




動機④辻 弘樹によるソムリエへの侮辱

沢木とプロゴルファーの辻は、友人関係にありました。

ある日、沢木はパーティーに招かれ、辻の家を訪れます。

そのときに、恨みをもつきっかけが。

辻が酔っ払い、沢木を侮辱したのです。

辻は、ソムリエの証であるブドウのバッジの代わりに、豚のバッジを沢木の服に付けます。

さらに、おたまを首にかけます。

ソムリエがワインを味見するためのタストバンの代わりと言いました。

それが、辻を恨む原因でした。

目暮警部には、「そんなことで辻さんを殺そうとしたのか」と呆れられます。

しかし、沢木にとって辻への恨みはかなり深いようです。

ヘリの事故に見せかけた殺人は未遂に終わりました。

そのため、辻を殺すために蘭を人質に、逃走を企てていました。

この動機は、賛否両論があります。

個人的には、同情できると考えました。

自分の職業を馬鹿にされることはやはり屈辱ではないでしょうか。

恐らく、味覚障害にならなければ命までは狙わなかったでしょう。

味覚障害となり、ソムリエが続けられないことで、全てが壊れてしまったのだと思います。



14番目の標的・犯人の伏線がすごい

実は、沢木が犯人とすぐに分かる場面があるそうです。

小山内が殺される直前、暗闇の中でナイフが映ります。

そのナイフに沢木の顔が反射しています。

始めて見たときには気づきませんでした。

皆さんはどうでしょうか。

改めて見返してみると、顔が映るのは本当に一瞬

目元と垂れた前髪のみ。

初見で気づくのは不可能ではないでしょうか。

ネットやSNSでこの噂を聞いたときはとても驚きました。

沢木公平の能力

沢木には、様々な能力があります。

中には、一般人として生活していたとは思えないとんでもない能力も。

沢木の持つ能力を紹介します。

➀ソムリエの才能

沢木はソムリエとしての能力はかなり高いようです。

味覚障害になったあとも、ワインの銘柄を当てていました

手がかりは、色と香り高価でないというヒントのみ。

苦労して技術を磨いていたことが伺えます。

そのため、味覚障害になった絶望は大きかったかもしれません。

②演技力

沢木は、本性を現す前は常に穏やかに人に接していました。

それは殺意を抱いていた人物に対しても同様。

長い間、警察やコナンと同行していました。

それでも、憎しみを表に出さず計画を遂行

演技力はとても高いと言えるでしょう。




➂バイクの運転技術

沢木は、バイクを運転します。

阿笠博士をおそったときも、バイクに乗っていました。

コナンから逃げる際に見せたその技術は驚異的

歩道橋をバイクで昇り降りしていました

普段の穏やかな性格からは、想像がつかない能力でした。

➃爆弾作成の技術力

沢木は、海中レストランに爆弾を仕掛けていました。

終盤に爆破し、レストランは倒壊

爆弾の威力はすさまじいものでした。

そのような爆弾を作成する技術力に驚きました。

映画の犯人の爆弾の使用は定番。

毎回一般人として過ごしていたとは思えないような技術力に驚かされます。

➄調査能力

沢木は、高い調査能力を持つことが伺えます。

自分と事故を起こした人間が小山内奈々であることを特定しています。

恐らくは車種やナンバーを覚えていたのかもしれません。

また、今作の事件は、数字が名前に入っている人を狙っています。

その人物の家を特定したり、招待状を送ったり。

そのためには、目暮警部や白鳥刑事の名前に数字が入っていることを知らなければいけません。

これは、高い調査能力があることが伺えます。

店を訪れる人と交流を深めて、広い人脈を築き、調査をしていったのかもしれません。



14番目の標的は誰だった?

サブタイトルにも謎があります。

それは「14番目の標的」とは誰のことだったのかということ。

今回の事件で狙われたのは、名前に数字が含まれる人間

それぞれ1から13までのトランプの数字に対応していました。

つまり、標的は13人しかいません

14人目の解釈は2つあります。

1つは、工藤 新一です。

実は、13の数字をもつ目暮警部が狙われる前に、村上 丈が殺されていました。

村上はジョーカーに当たる人物。

彼を最初に含めて、数字の大きい順に標的にされていったと考えると、

14番目は、工藤 新一になります。

2つ目の解釈は、毛利 蘭です。

蘭が人質になった後の展開。

コナンは蘭を救うために、蘭に向けて銃を撃ちます。

これによって、蘭が14番目の標的になったと考えられるのです。

サブタイトルの読み方が「標的」と書いて、「ターゲット」と読ませています。

これは銃で撃つ目標という意味を強調しているのではないでしょうか。

さらに映画のポスターでも、標的の部分に銃の照準があしらわれています。

つまり、14番目の標的が、銃で狙われる人物を示しているのだと考えました。

答えはどちらなのかを考察すると、

蘭が「14番目」説が有力であると言えるでしょう。

この映画のクライマックスは、コナンが蘭に銃を向けて撃ち、救出するところだと思います。

救出シーンで主題歌が流れることも、それを示しています。

「村上(ジョーカー)がいるため、14番目の標的は新一だった」よりも

「コナンが “ 銃を向けた ” ことにより、標的が “蘭”になった」の方が分かりやすく、きれいな流れであると思います。

個人的に、最後の標的が蘭、そして狙うのが犯人ではなくコナンであるというのは面白いと思いました。

とてもよく考えられているタイトルではないでしょうか?




まとめ:沢木公平が見せた復讐劇の動機とは

『名探偵コナン 14番目の標的』の犯人は沢木公平(ソムリエ)でした。

犯行理由:交通事故による頭部外傷とストレスで味覚障害に

■ 復讐対象と動機

  1. 小山内奈々 – 一時停止無視で事故を起こし逃走
  2. 旭勝義 – 希少ワインを買い漁り、雑な温度管理でストレス
  3. 仁科稔 – ワインの間違った知識を本で広めた
  4. 辻弘樹 – 酔ってソムリエの誇りを侮辱(豚のバッジ事件)

■ 沢木の持つ能力

  • 高度なソムリエ技術
  • 優れた演技力
  • 驚異的なバイク運転技術
  • 爆弾製造技術
  • 高い調査能力

■ 作品の見どころ

  • 伏線:小山内殺害シーンのナイフに沢木の顔が映る
  • 真の標的:村上を犯人に仕立てるためのミスリード
  • 14番目の標的:最終的に人質となった蘭のこと

プロとしての誇りを奪われた絶望から生まれた沢木公平の復讐劇。

一般人離れした多彩な能力と緻密な計画性で、コナン映画史上最も印象深い犯人の一人でした。

本作を観るたびに、沢木公平やストーリーがまた違った視点で見えてきます。

何度も観たい魅力的なコナン映画です!

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