「五等分の花嫁」には、れな(零奈)と呼ばれる登場人物がいます。
彼女の正体はいったい誰なのか気になりませんか?
高校生の姿で風太郎に会った零奈、亡くなってしまった零奈。
このように謎がたくさん隠されているんですよね。
その理由も含め、正体は誰なのか・何話に登場するのか解説していきたいと思います!
五等分の花嫁に「れな(零奈)」が2人いる!?
「五等分の花嫁」には零奈(れな)と呼ばれる人物が 2人 もいるんです。
1人目が 中野五姉妹の母親。
2人目が 風太郎が会った「れな(零奈)」
どういうことなのでしょうか?
それぞれの「れな」をみていきたいと思います。
れな(零奈)①中野五姉妹の母親
まずは1人目、一花・二乃・三玖・四葉・五月の母親である中野 零奈(なかの れな)です。
彼女は五姉妹を長い間シングルマザーとして育ててきました。
実の父である無堂 仁之介は五姉妹を身ごもった際に消息不明となっています。)
この零奈の職業は高校教師。
そして当時の教え子だった中野 マルオと再婚します。
五つ子とは零奈の葬式で初対面なので、本当に再婚しているかは不明ですが…。
五つ子の母親が1人目の「れな(零奈)」なのです。
れな(零奈)②風太郎が会った少女
そしてもう一人の零奈が風太郎が小学生のときに会ったとされる零奈(れな)。
あきらかに五つ子と関係ありそうですが、実際に零奈という名前の子はいません。
そして少女のれなは1人ではなく、実は正体が3人いるんです。
どういうことなのでしょうか?
少女れなの正体は次の章で解説していきますので、是非最後までお読みくださいね。
5巻41話(アニメ2期2話)で悩んでいる風太郎のもとに現れた帽子をかぶった謎の女子高生が登場します。
それが少女れな(零奈)の初登場シーンになります。
風太郎が名前をたずねると、「そうだなぁ じゃぁ…零奈」と名乗ったところから少女れな(零奈)が誕生するのです。
明らかに偽名って感じの名乗り方なんですけどね…。
そこから、風太郎が小学生のときに京都であった女の子の名前が零奈となった
んです。
六海(むつみ)みたいな名前で名乗ってくれれば理解しやすかったんですが…。
以降、零奈について正体や登場したシーンを解説していきます!
少女れなの正体①中野 五月
まず、1人目の零奈の正体は中野 五月です。
というよりも「れな(零奈)」として風太郎と会っているのは五月のみ。
零奈(五月)はまず第5巻41話(アニメ2期2話)で、五つ子のことで悩んでいる風太郎を励ます形で登場します。
実は、四葉が五月に変装を依頼しているんです。
(原作11巻90話・アニメではこのシーンはカット(劇場版で前後のみアニメ化))。
結果的にれなとなり、風太郎が小学生のときに会っていた子は四葉。
四葉が依頼し、第5巻41話(アニメ2期2話)で高校生の零奈(五月)として再会。
また、五月はほかに2度零奈として風太郎と会っています。
これは四葉の依頼ではなく、五月の意思で行動しています。
1つは10巻79話(アニメではカット)のシーン。
ただすでにこのときにはこの零奈が五つ子の誰かということがばれていますが…。
そして2つは10巻86話(アニメではカット)、風太郎から修学旅行のアルバムを受けとるシーン。
このシーンにて風太郎は「零奈 お前には感謝してる」「お前のおかげで今の俺がある」と話します。
四葉と気づいてほしい五月の思いとは裏腹に、四葉が零奈ではないという方向へ進んでしまうのです。
その直後に原作では、写真の子の正体が四葉であることが明かされるのです。
少女れなの正体②中野 四葉
2人目はそんな四葉です。
四葉は小学生のとき、京都にて風太郎と出会っています。
風太郎が過去に京都で会い約束した人を零奈と考えていることもあり、四葉が零奈の正体ともいえるでしょう。
風太郎は修学旅行先の京都で迷子に。
そこで盗撮と疑われ、救ったのが同じく修学旅行で迷子になっていた四葉でした。
四葉と風太郎はその後二人で京都を散策することになります。
そこで、八坂神社(推定)にて風太郎と四葉は「二人で頑張ろう」と約束。
そこをマルオ(当時五つ子は父親と認識していない)が発見します。
無事保護され、他の姉妹たちと合流することになるのです。
少女れなの正体③中野 一花
風太郎と四葉がほかの姉妹と合流。
その後風太郎は四葉だと思い込んでほかの姉妹とトランプで遊びます。
その相手が中野 一花なのです。
一花は四葉の振りをして(こういうと一花が悪く聞こえますが…。)風太郎とトランプで遊びました。
もちろん当時の風太郎は五つ子ということすら知りません。
一緒に京都散策をした子(四葉)だとばかり思っていました。
そのため、そのときに会っていた女の子をれなとするなら、四葉に加えて一花もれなの正体となるのです。
なぜ高校生の零奈(れな)と再会した?
なぜ高校生のれなとして風太郎と再会したのでしょうか?
それは、五月が変装して零奈になったのは四葉が依頼したからです。
ではなぜ四葉が五月に依頼したのか?
理由は姉妹の中で、「私(四葉)だけが特別であっちゃいけない」(11巻90話)から。
四葉は風太郎が一花のことを四葉だと思ってトランプで遊んだその日から、姉妹と違うことに固執するようになります。
そのため、誰もつけていないリボンをつけるなど違いを出していきます。
それは成長しても変わりません。
持ち前の運動神経を生かし、たくさんの部活を兼部し貢献していきました。
四葉はそうすることで、自分が必要とされている、他の姉妹ではなく私だからと姉妹と違うことにこだわります。
そのため、勉強を疎かにしてしまい、四葉だけが追々試不合格となり落第。
しかし、他の姉妹はうそをついてまで四葉と共に旭高校へ転入してくれました。
四葉はそのできごとを機に「皆のため(姉妹)に生きる」と決意。
そんな中で転入先の旭高校で風太郎に会うのです。
その中で、四葉は風太郎と五月が夜の公園で話すのを盗み聞きます(原作5巻41話・アニメ2期2話)。
そこで風太郎が「あの日京都であの子(四葉)と出会い、いつか誰かに必要とされる人間になると決めた」と話します。
- そんな約束のことを風太郎が覚えていること
- また、他の姉妹のなかで私(四葉)だけが特別であってはいけないということ
この2つの理由から五月に変装を依頼。
そして、五月に風太郎に過去との決別をさせるようお願いします。
これが風太郎が高校生になって零奈と再会した理由なんです。
以降の2回は五月の意思で零奈になっています。
「誰だって自分の幸せを願う権利はあるはず」として、風太郎に昔あった子が四葉であることを思い出させようと変装しています。
「五等分の花嫁」れなが死亡したと言われる理由は?
先にもお話したように「五等分の花嫁」に出てくる中野 零奈は2人。
そのうちの1人が母親です。
母親は姉妹が幼少期のころに亡くなっています。
そのため、実際にはれなは死亡しているといえるでしょう。
ネガティブなワードはどうしても気になってしまい、検索してしまいがちです。
このことからサジェストに上がりやすくなっているものとも思います。
その一方で、五月扮する風太郎の初恋の人、中野零奈はまだ生きています。
(生きていると言っていいのかはわかりませんが…。)
「五等分の花嫁」のれな(零奈)って?正体は誰なの!? まとめ
「五等分の花嫁」のれな(零奈)について正体や登場回を解説しました!
• 五等分の花嫁には零奈が2人存在する
1人目は 五姉妹の母親であり亡くなっている中野 零奈(なかの れな)
2人目は 少女の零奈(れな)
• 少女れな正体①は五月
→高校生のとき、四葉に頼まれて零奈として風太郎と出会う
• 正体②は四葉
→小学生のとき、迷子の風太郎と京都で会った女の子
• 正体③は一花
→小学生のとき、京都にて風太郎と遊んだ女の子
①小学生時代に風太郎が修学旅行先で迷子→少女れな(四葉)と出会う②無事に帰った後に少女れな(一花)とトランプ③高校生に成長し少女れな(五月)と再会
五つ子たちはお互いを思っているからこそ、遠慮したりぶつかり合ったり
するんですよね。
読者の方々は、れなという2人の存在からも五姉妹の絆が固いものであると感じたのではないでしょうか?
アニメではカットされているところ多く、アニメだけでは分からないこともたくさんあります。
原作を読んだことのない方は、キャラの気持ちや詳しいシーンがわかるのでこちらもおすすめです!