itlなさかあたぬなまもゆわらはかゃやかまなまひしにわまなひさはわやぬきなちや映画・名探偵コナンを深堀していきます。
各作品の内容や公開年、メインとなるキャラも記します。
歴代リストを記載し、おすすめの視聴の順番を解説。
さらに、テーマ別に映画を分類、公開順も紹介します。
この記事を見れば、コナン映画の魅力やどの順番で観ればいいか、あのキャラが活躍するのはどの作品かがすぐに分かります。
ぜひ、視聴するときの参考にしてみてください。
- 今さら聞けない!?劇場版名探偵コナンとは?
- コナン映画・全歴代リスト!
- 1作目「時計仕掛けの摩天楼」1997
- 2作目『14番目の標的(ターゲット)』1998
- 3作目『世紀末の魔術師』1999
- 4作目『瞳の中の暗殺者』2000
- 5作目『天国へのカウントダウン』2001
- 6作目『ベイカー街の亡霊』2002
- 7作目『迷宮の十字路(クロスロード)』2003
- 8作目『銀翼の奇術師(マジシャン)』2004
- 9作目『水平線上の陰謀(ストラテジー)』2005
- 10作目『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』2006
- 11作目『紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』2007
- 12作目『戦慄の楽譜(フルスコア)』2008
- 13作目『漆黒の追跡者(チェイサー)』2009
- 14作目『天空の難破船(ロスト・シップ)』2010
- 15作目『沈黙の15分(クォーター)』2011
- 16作目『11人目のストライカー』2012
- 17作目『絶海の探偵(プライベート・アイ)』2013
- 18作目『異次元の狙撃手(スナイパー)』2014
- 19作目『業火の向日葵(ひまわり)』2015
- 20作目『純黒の悪夢(ナイトメア)』2016
- 21作目『から紅の恋歌(ラブレター)』2017
- 22作目『ゼロの執行人』2018
- 23作目『紺青の拳(フィスト)』2019
- 24作目『緋色の弾丸』2021
- 25作目『ハロウィンの花嫁』2022
- 26作目『黒鉄の魚影(サブマリン)』2023
- 27作目『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』2024
- 28作目『隻眼の残像(フラッシュバック)』2025
- コナン映画・全制覇したいならやっぱり公開順?
- 【テーマ別】コナン映画おすすめ見る順番!
今さら聞けない!?劇場版名探偵コナンとは?
『名探偵コナン』はサンデーで連載中の漫画で、テレビアニメも大人気ですよね。
そして、毎年公開される劇場版はいつも大きな話題になります。
テレビ版と比べると、事件のスケールが大きいのが特徴。
町全体が事件の舞台となったり、ビルや船など大きな建造物が破壊されたりします。
以前は、原作とは独立したストーリーが展開していました。
しかし、近年では原作と映画が連動しています。
特に、最近では原作に出ていない情報が映画で先行して明かされることもあり、原作ファンからも注目されています。
どのキャラがメインになるかが注目ポイントです。
近年の3作品は興行収入が100億を超えています。
コナン映画2025(隻眼の残像)上映いつまで?DVD発売日を大予想!
毎年これだけのヒットを記録する映画は他にないのではないでしょうか?
コナン映画・全歴代リスト!
映画名探偵コナンは2025年現在で28作目。
1作ずつ解説していきます。
また、タイトルの読み方や公開年、興行収入、メインキャラも表として載せています。
ぜひ、視聴の参考にしてくださいね。
1作目「時計仕掛けの摩天楼」1997
米花町内で連続放火事件が発生し、コナンたちはその犯人を追っていきます。
犯人は犯行予告を行いながら、町に爆弾をしかけ、犯行をエスカレートさせていきます。
記念すべき最初の映画。
この事件の犯人は爆弾を使用し、多くの爆発シーンがあります。
町全体が事件に巻き込まれたり、派手な爆発シーンがあったり
現在まで続く映画の定番をここで築けたのではないでしょうか。
クライマックスでは、新一の助言を受けながら、蘭が爆弾の解体を行います。
タイムリミットが迫る中、無事に解体することができるのかスリリングな展開でした。
読み方 | 時計(とけい)じかけの摩天楼(まてんろう) |
公開日 | 1997年4月19日 |
興行収入 | 11億円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、毛利蘭 |
2作目『14番目の標的(ターゲット)』1998
ジョギング中の目暮警部が何者かにボーガンで撃たれる事件が発生。
小五郎の妻の妃英理にも毒物が送られます。
また、コナンの目の前で阿笠博士も襲われてしまいます。
犯人は小五郎の過去に関係している様子。
舞台を海中レストランに移ります。
そこでとうとう殺人事件が発生してしまいます。
レギュラーキャラが狙われる展開は、とても緊迫感があります。
犯人を追っていく中で、毛利小五郎も過去が明らかに。
小五郎のかっこいい活躍が見どころです。
読み方 | 14番目(ばんめ)の標的(ターゲット) |
公開日 | 1998年4月18日 |
興行収入 | 10億5000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、毛利小五郎 |

3作目『世紀末の魔術師』1999
怪盗キッドと服部平次が初登場。
ロシアのロマノフ王朝の宝「インペリアル・イースター・エッグ」を巡る冒険が描かれます。
鈴木財閥の蔵からエッグが発見されます。
エッグは大阪で展示を行うことに。
それを狙うとキッドから予告が届きます。
展示会は中止となり、エッグは船で東京に戻ることに
そこに居合わせた関係者の一人が殺されていました。
犯人は「スコーピオン」を名乗る暗殺者。
コナンは、エッグの秘密を探りながら、スコーピオンとも対決することになります。
スケールの大きな謎は映画ならではですね。
服部とキッドの出番は思ったより少なめ。
「世紀末の魔術師」は、キッドのことだと思っていました。
実際は違います。
それでも最後には、コナンのピンチを救う活躍がありファンも楽しめると思います。
読み方 | 世紀末(せいきまつ)の魔術師(まじゅつし) |
公開日 | 1999年4月17日 |
興行収入 | 26億円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、怪盗キッド |
4作目『瞳の中の暗殺者』2000
刑事官が次々と射殺される事件が発生。
パーティー会場のトイレで佐藤刑事も銃撃されてしまいます。
殺された2名の警官と佐藤刑事は、ある事件を捜査していたという共通点が。
佐藤刑事が撃たれる際、蘭も現場に出くわしていました。
蘭は犯人の顔を見た可能性はありますが、事件のショックで記憶喪失になってしまいます。
犯人は記憶を取り戻す前に命を奪おうと、蘭を狙います。
蘭が目撃した犯人を「瞳の中の暗殺者」と表現しているタイトルが好きです。
新一と蘭のお互いを思いやる姿が印象的です。
クライマックスでの犯人との対決はトロピカルランドで行われます。
蘭と別れ、新一がコナンとなった原点の場所での対決は、ファンなら必見。
読み方 | 瞳(ひとみ)の中(なか)の暗殺者(あんさつしゃ) |
公開日 | 2000年4月22日 |
興行収入 | 25億円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、毛利蘭 |
5作目『天国へのカウントダウン』2001
ツインタワービルのオープンパーティーに招かれたコナンたち。
しかし、パーティーの参加者が殺される事件が発生。
さらに灰原がパーティー参加しているという情報を得たジンとウォッカまで関わってくる。
組織が仕掛けた爆弾により、ビルは破壊されていき、コナンたちはピンチを迎える。
映画で初めてジンとウォッカが登場しました。
やはり組織に狙われる展開は、緊迫感があります。
ビルに取り残された少年探偵団の活躍が見どころです。
読み方 | 天国(てんごく)へのカウントダウン |
公開日 | 2001年4月21日 |
興行収入 | 29億円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、灰原哀 |
6作目『ベイカー街の亡霊』2002
仮想体感ゲーム機「コクーン」の完成披露パーティー。
コナンや蘭、少年探偵団のメンバーは、ゲームに参加。
しかし、ゲームは人工知能ノアズ・アークに乗っ取られてしまいます。
ノアズ・アークはゲームをクリアできなければ、参加者の脳を破壊すると宣言します。
コナンたちは、仮想空間に作り出された100年前のロンドンでジャック・ザ・リッパーをとらえることを目指します。
新一の父・工藤優作の活躍が見どころでしょうか。
優作は新一を上回る推理力と作者に語られています。
原作でもたまに披露されますが、映画では本作のみ。
現実では優作が、ゲーム内では新一が推理する親子の共闘は必見。
読み方 | ベイカー街(ストリート)の亡霊(ぼうれい) |
公開日 | 2002年4月20日 |
興行収入 | 34億円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、工藤優作 |
7作目『迷宮の十字路(クロスロード)』2003
京都で窃盗団「源氏蛍」のメンバーが次々と殺されていきます。
服部はその事件を追っていました。
同じく、毛利小五郎は、山能寺の僧侶から盗まれた仏像のありかを示す絵を渡され、謎を解いてほしいと依頼を受けます。
服部と合流したコナンは絵の謎と源氏蛍の事件の真相を追います。
和の雰囲気の映画です。
今までのような爆発などの派手な演出はありませんが、背景がきれいです。
また、刀での戦闘シーンは迫力があります。
特に、最後犯人と服部との一騎打ちは、秀逸です。
読み方 | 迷宮(めいきゅう)の十字路(クロスロード) |
公開日 | 2003年4月19日 |
興行収入 | 32億円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、服部平次 |
8作目『銀翼の奇術師(マジシャン)』2004
舞台女優の牧樹里から、怪盗キッドから宝石を守ってほしいと依頼を受けた毛利小五郎。
コナンの活躍もあり、宝石を守ることができました。
そのお礼に樹里の別荘に招待され、コナンたちは飛行機で函館に向かいます。
しかし、機内で樹里が毒殺されてしまうのでした。
今作は、今までの映画に比べると地味かもしれません。
本番は事件を解決してから。
飛行機の墜落を阻止するための展開がスリリングです。
怪盗キッドは序盤と終盤に登場。
その活躍も見どころです。
読み方 | 銀翼(ぎんよく)の奇術師(マジシャン) |
公開日 | 2004年4月17日 |
興行収入 | 28億円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、怪盗キッド |
9作目『水平線上の陰謀(ストラテジー)』2005
八代グループの豪華客船「アフロディーテ号」の航海に招待されたコナンたち。
しかし、船内で八代商船の社長が殺され、八代グループ会長も行方不明になります。
目暮警部らが到着し、捜査が開始されるが、難航します。
やがて、爆発が起こり、船は沈没の危機に。
その中で、コナンと小五郎はそれぞれ別の人物に対峙します。
毛利小五郎がかっこいい映画。
今回は、コナンに負けない推理を披露します。
この映画は、犯人が視聴者には明かされている状態で展開。
「ベイカー街の亡霊」と同じく、倒叙物としてストーリーが進みます。
しかし、そこからも二転三転し、予想外の展開となります。
読み方 | 水平線上(すいへいせんじょう)の陰謀(ストラテジー) |
公開日 | 2005年4月9日 |
興行収入 | 21億5000万円 |
メインキャラ | 毛利小五郎 |
10作目『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』2006
映画10周年の記念映画。
横浜の新テーマパーク「ミラクルランド」を訪れたコナンたち。
入場のために腕時計型のフリーパスIDを装着しますが、それは爆弾でした。
コナンと小五郎は、依頼者からある事件を解決してほしいと頼まれます。
そして、依頼者は時間内に解決できない場合は、フリーパスIDを爆破すると宣言。
服部や白馬探も合流し、事件を追っていく。
本作は、映画10作目のオールスター映画。
様々なキャラクターが登場し、活躍します。
最近は原作にもあまり登場しなくなった白馬探もメイン級の活躍をします。
コナン、服部、白馬の3人で敵の一味を追い詰めていくところが見どころです。
読み方 | 探偵(たんてい)たちの鎮魂歌(レクイエム) |
公開日 | 2006年4月15日 |
興行収入 | 30億3000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、服部平次、白馬探 |
11作目『紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』2007
コナンたちは、神海島を訪れます。
そこは、女海賊アン・ボニーとメアリ・リードの財宝が眠るという伝説が。
そこでトレジャーハンターが殺される事件が発生。
海賊の宝をめぐる争いにコナンたちも巻き込まれていきます。
終盤の蘭と園子の活躍が見どころ。
サメやハンターに襲われるスリリングな展開が続きます。
海賊の宝が眠る洞窟での対決や謎解きも、冒険ものとして魅力的です。
読み方 | 紺碧(こんぺき)の棺(ジョリー・ロジャー) |
公開日 | 2007年 |
興行収入 | 25億3000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、毛利蘭、鈴木園子 |
12作目『戦慄の楽譜(フルスコア)』2008
有名なピアニストであった堂本一輝が創設した堂本音楽アカデミーの1期生が次々に殺されていきます。
そんな中、コナンはソプラノ歌手の秋庭怜子と出会います。
帝丹小学校のOGである彼女は、少年探偵団とも仲良くなりますが、次第に何度も命を狙われるようなできごとが発生。
堂本ホールでのコンサートが開催されますが、犯人は会場に爆弾を仕掛けます。
コナンは、犯人の逮捕と爆破の阻止をしようとします。
新一が絶対音感を持っていることが判明。
新一は音痴で、音楽関係の知識も乏しいとされていました。
意外な事実は、当時話題になっていました。
ゲストでありながらメインヒロインとも言える秋庭怜子との交流や音楽をモチーフにした映画らしく、音楽の良さも魅力です。
読み方 | 戦慄(せんりつ)の楽譜(フルスコア) |
公開日 | 2008年4月19日 |
興行収入 | 24億2000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン |
13作目『漆黒の追跡者(チェイサー)』2009
8年ぶりに映画に黒の組織が登場。
映画オリジナルの幹部・アイリッシュや組織との対決が見どころです。
6件の連続殺人の犯人は誰か。
アイリッシュは誰に変装しているのか。
二つの事件が絡むストーリーは、ミステリーとしても面白いです。
特に、最後の東京タワーでの決戦は迫力があります。
読み方 | 漆黒(しっこく)の追跡者(チェイサー) |
公開日 | 2009年4月18日 |
興行収入 | 35億円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、黒の組織メンバー |
一部では予告詐欺でひどいとも言われていた作品なんですよね…
【ひどい?】コナン漆黒の追跡者が予告詐欺やゲスト声優に酷評の理由を大調査!!
14作目『天空の難破船(ロスト・シップ)』2010
鈴木財閥が建造した飛行船「ベルツリー1世号」が舞台。
飛行船内にあるビッグジュエル「天空の貴婦人(レディー・スカイ)」を狙うと怪盗キッドから予告場が届きます。
さらに、テロ組織「赤いシャムネコ」が飛行船をハイジャックし、爆弾を仕掛けます。
コナンはキッドと協力しながら、テロ組織のボスを探します。
テロ組織「赤いシャムネコ」のメンバーは、船内に複数潜伏しています。
誰がそのメンバーなのか、先の読めない展開が楽しめます。
赤いシャムネコの目的やボスには、意外性があります。
キッドの空中でのアクションも見どころです。
読み方 | 天空(てんくう)の難破船(ロスト・シップ) |
公開日 | 2010年4月17日 |
興行収入 | 32億円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、怪盗キッド |
15作目『沈黙の15分(クォーター)』2011
劇場版第15作目。
そのため、「15」に関係するエピソードが多く存在します。
舞台は、新潟県の小さな村。
そこは、5年前にダム建設のために移設された村でした。
コナンはそこで寝たきり状態となった少年、立原冬馬と出会います。
冬馬は8年前に何者かに追われ、逃げる途中に崖から落ち、意識を失ったのでした。
しかし、冬馬はある日、目を覚まします。
すると、再び何者かが彼の命を狙いに来るのでした。
今作は、序盤の高速道路爆破やダムの破壊、雪崩など例年以上に派手な事件が起こります。
そして、コナンのアクションも派手に。
最後は、雪崩に巻き込まれるコナン。
命のタイムリミット「15分」以内に生還できるのかが手に汗握る展開でした。
読み方 | 沈黙(ちんもく)の15分(クォーター) |
公開日 | 2011年4月17日 |
興行収入 | 31億5000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン |
16作目『11人目のストライカー』2012
コナンが好きなサッカーにスポットが当たった今作。
全国各10か所のサッカースタジアムに何者かが爆弾を仕掛けます。
そして、各スタジアムのゴールポストに爆弾を解除する仕掛けがあることが判明。
各サッカーチームのストライカーに命運が託されます。
タイトルの通り、サッカーに焦点を当てた作品で、ゲスト声優としてサッカー選手も登場。
犯人の動機に隠された悲しい真相も印象的でした。
読み方 | 11人目(にんめ)のストライカー |
公開日 | 2012年4月14日 |
興行収入 | 32億9000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン |
17作目『絶海の探偵(プライベート・アイ)』2013
イージス護衛艦が舞台。
コナンたちは、イージス護衛艦「ほたか」の航海に参加します。
陸で起きた殺人事件の犯人以外にも
外国から潜入してきた「スパイX」とも対決。
終盤はスパイXに海に落とされた蘭の危機に緊迫感があります。
今作は海上自衛隊が全面協力。
そのため、イージス艦の外観などはかなり詳細に描かれているようです。
スパイXは「ある国のスパイ」とされています。
国名は明かされていないとはいえ、この設定も思い切っていたなと思いました。
読み方 | 絶海(ぜっかい)の探偵(プライベート・アイ) |
公開日 | 2013年4月20日 |
興行収入 | 36億3000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン |
18作目『異次元の狙撃手(スナイパー)』2014
東京都内でアメリカ人が次々に射殺される事件が発生。
被害者は全員元軍人でした。
警察は狙撃したポイントに必ずサイコロが残っていたことから、同一犯と断定します。
狙撃が重要なキーワードになる本作。
重要人物となるのは、赤井 秀一でした。
終盤、犯人の逮捕をサポートしたのは、沖矢 昴。
狙撃を終えた沖矢が最後に「了解」と赤井の声で返答します。
沖矢=赤井と確定したのは、この映画でした。
原作でもない情報を映画で明らかにされた展開に驚きました。
読み方 | 異次元(いじげん)の狙撃手(スナイパー) |
公開日 | 2014年4月19日 |
興行収入 | 41億1000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、赤井秀一 |
19作目『業火の向日葵(ひまわり)』2015
鈴木次郎吉は、ゴッホの「ひまわり」を7枚集めた美術展を開催しようとします。
しかし、怪盗キッドから予告場が届き、「ひまわり」が狙われます。
その後、ひまわりを輸送する飛行機が爆破されます。
墜落を防げましたが、いつものやり方と違うキッドにコナンは戸惑います。
実は、ひまわりを狙う犯人はもう一人いました。
コナンはキッドと協力し、犯人を追います。
ゴッホの「ひまわり」がテーマとなっている本作。
「ひまわり」のうち1作は新宿のSOMPO美術館に実物があります。
絵の歴史や日本との関係を調べると、映画がもっと楽しめると感じました。
読み方 | 業火(ごうか)の向日葵(ひまわり) |
公開日 | 2015年4月18日 |
興行収入 | 44億8000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、怪盗キッド |
20作目『純黒の悪夢(ナイトメア)』2016
コナンや少年探偵団は、記憶喪失の女性に出会います。
実は、彼女は黒の組織のメンバー「キュラソー」。
組織のナンバー2ラムの右腕でした。
彼女を奪還するため、黒の組織が動き出します。
さらにFBIの赤井、公安の安室も参戦していきます。
キュラソーは「フォトグラフィックメモリー」の能力を持っています。
これはラムも同様の能力であると映画内で言及されています。
映画で明かされる情報に重要なことが増えてきたという印象でした。
久々の組織の登場や赤井VS安室など内容の濃い映画です。
その中でも、この映画の主人公はキュラソーであると言えます。
記憶を失ったキュラソーが少年探偵団との交流で、優しさを取り戻す姿も感動的でした。
読み方 | 純黒(じゅんこく)の悪夢(ナイトメア) |
公開日 | 2016年4月16日 |
興行収入 | 63億3000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、赤井秀一、安室透、黒の組織(ジン、キュラソー) |
21作目『から紅の恋歌(ラブレター)』2017
百人一首の団体「皐月会(さつきかい)」のメンバーが殺されます。
テレビのリハーサルで服部と和葉は、百人一首の高校生チャンピオン・大岡紅葉と遭遇する。
紅葉は服部と過去に会っている様子。
和葉は、百人一首のチャンピオンと服部への告白をかけ、大会に挑みます。
和葉と紅葉の決勝の裏で、コナンと服部は、事件の真相を追います。
恋愛にスポットを当てた映画。
服部と和葉のみならず、服部と紅葉の関係、阿知波皐月と研介の関係の描き方も丁寧でした。
特に、紅葉の師匠の名頃の行動の理由に、初恋が絡んでいたのが秀逸でした。
読み方 | から紅(くれない)の恋歌(ラブレター) |
公開日 | 2017年4月15日 |
興行収入 | 68億9000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、服部平次、遠山和葉 |
22作目『ゼロの執行人』2018
安室の公安の顔が全面に押し出された映画ですね。
ニュースでも安室のファンがリピートしていると扱われていました。
そのため、興行収入が一気に上がっています。
話はとても複雑だった印象です。
公安には、「協力者」がいるというのも初めて知りました。
読み方 | ゼロの執行人(しっこうにん) |
公開日 | 2018年4月13日 |
興行収入 | 91億8000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、安室透 |
23作目『紺青の拳(フィスト)』2019
シンガポールが舞台。
園子の恋人・京極の活躍が見どころです。
人間離れのアクションは驚きつつも、とても楽しかったです。
マリーナ・ベイ・サンズでの敵組織との対決に迫力がありました。
実在するシンガポールの有名なスポットですが、映画内で完全に倒壊してしまいます。
これは、ホテル側にも許可を取ったようですが、衝撃的でした。
読み方 | 紺青(こんじょう)の拳(フィスト) |
公開日 | 2019年4月12日 |
興行収入 | 93億7000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、怪盗キッド、京極真、鈴木園子 |
24作目『緋色の弾丸』2021
見どころは、赤井 秀一の狙撃でしょうか。
赤井は、真空になっているリニアのトンネル内に弾丸を発射します。
真空の影響で弾丸は加速し続け、姿の見えないリニア内の犯人を狙撃しました。
犯人とのカーチェイスやリニアを止めるためのコナンの活躍など、見どころは多いです。
赤井の家族がメインとなる本作。
特に、赤井の弟、羽田 秀吉の犯人を追い詰める追跡の手が魅力的です。
読み方 | 緋色(ひいろ)の弾丸(だんがん) |
公開日 | 2021年4月16日 |
興行収入 | 76億5000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、赤井秀一、羽田秀吉、世良真純、メアリー・世良 |
25作目『ハロウィンの花嫁』2022
テロリストの「プラーミャ」は、歴代の映画の犯人の中でトップクラスに凶悪。
墜落するヘリの中での安室との対決は大迫力です。
渋谷のいスクランブル交差点の爆発を防ぐために人々が協力をしあう姿も印象的です。
コナンのテーマ曲「キミがいれば」が久々に流れたのも良かったです。
読み方 | ハロウィンの花嫁(はなよめ) |
公開日 | 2022年4月15日 |
興行収入 | 97億8000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、安室透、高木渉、佐藤美和子 |
26作目『黒鉄の魚影(サブマリン)』2023
インターポールの海洋施設、パシフィック・ブイ。
そこに組織のメンバー「ピンガ」が潜入したと赤井からコナンに連絡があります。
潜入した施設の中で殺人事件と誘拐事件起こり、
灰原が組織に誘拐されるという原作にもなかったピンチが衝撃的でした。
組織のメンバーそれぞれにスポットが当たっていたのも印象的です。
また、組織のボスが最近は姿を見せず、ラムでも現在の姿を把握していないという新情報も。
映画も最高の興行収入を出し、盛り上がりましたが、原作漫画の人気の勢いも増したと思います。
ピンガの声優がすごすぎると話題にもなりました!
読み方 | 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン) |
公開日 | 2023年4月14日 |
興行収入 | 138億8000万円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、灰原哀、黒の組織メンバー |
27作目『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』2024
北海道・函館に隠された財宝を巡る冒険です。
今回も服部と犯人のチャンバラシーンは秀逸でした。
なんとセスナ機の上で戦います。
セスナは和葉たちのいる場所に墜落する恐れもあり、スリリングな展開でした。
読み方 | 100万(まん)ドルの五陵星(みちしるべ) |
公開日 | 2024年4月12日 |
興行収入 | 158億円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、怪盗キッド、服部平次 |
28作目『隻眼の残像(フラッシュバック)』2025
2025年現在の最新作。
長野県警3人と小五郎の活躍が顕著な映画でした。
原作で描かれなかった大和のケガの原因が詳細に語られます。
原作と映画のリンクを強く感じる一作でした。
公安の風見裕也の出番が増えてきているのが、面白いと思いました。
読み方 | 隻眼(せきがん)の残像(フラッシュバック) |
公開日 | 1997年 |
興行収入 | 11億円 |
メインキャラ | 江戸川コナン、毛利小五郎、大和勘助、諸伏高明、上原由衣 |
コナン映画・全制覇したいならやっぱり公開順?
コナン映画はどのような順番で見れば良いのでしょうか。
おすすめの順番は、公開順です。
理由は2つあります。
例えば、白鳥警部補は劇場版第1作「時計仕掛けの摩天楼」で初登場。
その後2以降にも登場します。
1作目を見ていないとどのような人物か分かりづらいです。
また、26作目「黒鉄の魚影」では、今までに登場した組織の幹部として「アイリッシュ」の名が紹介されます。
こちらも13作目の「漆黒の追跡者」を観ていないと、何者であるかが分かりません。
例えば、「黒鉄の魚影」で海中で灰原がコナンに人口呼吸をするシーン。
これは、2作目の「14番目の標的」で蘭がコナンに海中で人口呼吸をするシーンとそっくりです。
意図的に重ねたものでしょう。
このように過去の映画を観ていれば、演出に気づくことができます。
以上、2つの理由で、コナン映画は公開順で観ることがおすすめです。
【テーマ別】コナン映画おすすめ見る順番!
続いては、映画をテーマ別に分類してみます。
時間がないときや、特定のキャラの活躍を見たいときに参考にしてください。
また、監督や脚本別に映画をまとめたり、損害額の大きさもランキングにしました。
自分の好みの映画を見つけてもらえればと思います。
黒の組織
5作目 | 『天国へのカウントダウン』 | 2001年 |
13作目 | 『漆黒の追跡者(チェイサー)』 | 2009年 |
20作目 | 『純黒の悪夢(ナイトメア)』 | 2016年 |
26作目 | 『黒鉄の魚影(サブマリン)』 | 2023年 |
組織が登場する映画は4作。
『天国へのカウントダウン』、『漆黒の追跡者(チェイサー)』では他の事件が並行していました。
しかし、『純黒の悪夢(ナイトメア)』と『黒鉄の魚影(サブマリン)』では、組織との対決に焦点が絞られました。
ヘリや巨大ドローン、潜水艦をもつ黒の組織。
毎回、組織の資金力に驚かされます。
安室 透
20作目 | 『純黒の悪夢(ナイトメア)』 | 2016年 |
22作目 | 『ゼロの執行人』 | 2018年 |
25作目 | 『ハロウィンの花嫁』 | 2022年 |
26作目 | 『黒鉄の魚影(サブマリン)』 | 2023年 |
28作目 | 『隻眼の残像』 | 2025年 |
安室がメインの『ゼロの執行人』は当時ニュースにもなりましたね。
安室の映画は、アクションがかっこいいと思います。
さらにすでに亡くなった仲間への思いを馳せる場面など、様々な安室の顔が見られます。
そこが人気なのだと思います。
名探偵コナン・安室透の声優が下手?後任・草尾毅でファンの反応は?声優交代なぜだった?
怪盗キッド
3作目 | 『世紀末の魔術師』 | 1999年 |
8作目 | 『銀翼の奇術師』 | 2004年 |
10作目 | 『探偵たちの鎮魂歌』 | 2006年 |
14作目 | 『天空の難破船』 | 2010年 |
20作目 | 『業火の向日葵』 | 2015年 |
23作目 | 『紺青の拳』 | 2019年 |
24作目 | 『100万ドルの五陵星』 | 2024年 |
怪盗キッドがメインの映画は多いですね。
初期のころは、原作でも登場が少なかったので、キッドが出ると特別感がありました。
赤井 秀一
18作目 | 『異次元の狙撃手』 | 2014年 |
20作目 | 『純黒の悪夢』 | 2016年 |
24作目 | 『緋色の弾丸』 | 2021年 |
26作目 | 『黒鉄の魚影』 | 2023年 |
赤井が登場する映画は意外と少ないと感じました。
主役というよりも、コナンの頼れる味方、秘密兵器のような印象です。
『緋色の弾丸』は赤井の家族も出てくるので、出演作の中でも異質です。
赤井の家族への信頼感を感じることができました。
服部 平次
3作目 | 『世紀末の魔術師』 | 2016年 |
7作目 | 『迷宮の十字路』 | 2018年 |
10作目 | 『探偵たちの鎮魂歌』 | 2022年 |
13作目 | 『漆黒の追跡者』 | 2009年 |
14作目 | 『天空の難破船』 | 2010年 |
17作目 | 『絶海の探偵』 | 2013年 |
21作目 | 『から紅の恋歌』 | 2017年 |
27作目 | 『100万ドルの五陵星』 | 2024年 |
思ったよりも出演作が多いですね。
コナンの友人であり、相談役としての登場もありました。
メインとしての登場は『迷宮の十字路』、『から紅の恋歌』、『100万ドルの五陵星』。
いずれも和の雰囲気や歴史が関係しています。
個人的には、歴史が絡んだ事件が好きなので、面白い映画が多い印象です。
監督・脚本別
監督・脚本別に見るのもおもしろい発見がありました!
コンビが何通りかあり、時間のある方は、さらにそのコンビごとに分けて見るのも比較ができておすすめです。
監督:こだま兼嗣・脚本:古内一成
1 | 時計じかけの摩天楼 | 1997年 |
2 | 14番目の標的 | 1998年 |
3 | 世紀末の魔術師 | 1999年 |
4 | 瞳の中の暗殺者 | 2000年 |
5 | 天国へのカウントダウン | 2001年 |
7 | 迷宮の十字路 | 2003年 |
『ベイカー街の亡霊』を除く初期の6作を担当しています。
今でもこの6作は、絶大な人気がありますね。
通常のアニメ同様に犯人が誰かを推理する楽しみを重視しながら、映画ならではのスケールの大きさがあります。
犯人にインパクトがあるのが、特徴でしょうか。
映画のタイトルと犯人の性格や動機がすぐに結びつきます。
監督:こだま兼嗣・脚本:野沢尚
6 | ベイカー街の亡霊 | 2002年 |
野沢さんは、ドラマの脚本家として有名でした。
コナンの脚本担当はこの1作のみ。
仮想空間という舞台設定が異質ですね。
新しいストーリー展開を求められていたのかもしれません。
監督:山本泰一郎・脚本:古内一成
8 | 銀翼の奇術師 | 2004年 |
9 | 水平線上の陰謀 | 2005年 |
12 | 戦慄の楽譜 | 2008年 |
13 | 漆黒の追跡者 | 2009年 |
14 | 天空の難破船 | 2010年 |
『銀翼の奇術師』以降は山本監督に変わりました。
脚本の古内さんは初期と同じため、大きな差はないように思います。
キャラクターの人気をうまく作品に取り組んでいるという印象を受けました。
監督:山本泰一郎・脚本:柏原寛司
10 | 探偵たちの鎮魂歌 | 2006年 |
11 | 紺碧の棺 | 2007年 |
2作品ともあまり評価は高くなかったようです。
オールスター映画はどうしてもまとめるのは難しかったかもしれません。
そのため、このコンビでの映画は少なかったのでしょうか。
総監督:山本泰一郎・監督:静野孔文・脚本:古内一成
15 | 沈黙の15分 | 2011年 |
16 | 11人目のストライカー | 2012年 |
静野監督に変わってから、映画には派手なアクションが顕著になってきたように思います。
『沈黙の15分』は高速道路をスケボーで走る場面でもよく分かりますね。
『11人目のストライカー』はボールを蹴るシーンがクライマックスです。
現実的な演出よりも見た目の派手さが重視していたと思いました。
監督:静野孔文・脚本:櫻井武晴
17 | 絶海の探偵 | 2013年 |
19 | 業火の向日葵 | 2015年 |
20 | 純黒の悪夢 | 2016年 |
櫻井武晴さんはテレビドラマ『相棒』シリーズの脚本家。
そのため、櫻井さんの作品は「相棒に似ている」ことが多い印象です。
例えば、『絶海の探偵』では外国のスパイが登場しました。
外国のスパイや工作員との対決は、相棒でもよく見られる展開です。
社会派の要素が加わったと思います。
監督:静野孔文・脚本:古内一成
18 | 異次元の狙撃手 | 2014年 |
古内さんは、2016年に亡くなってしまいました。
そのため、このコンビでの映画はこれが最後となります。
沖矢の正体が判明するなど、重要な情報が開示される展開もここから始まってきました。
監督:静野孔文・脚本:大倉崇裕
21 | から紅の恋歌 | 2017年 |
恋愛の要素が強い作風でした。
脚本の大倉さんはその描写が得意なのかもしれません。
監督:立川譲・脚本:櫻井武晴
26 | 黒鉄の魚影 | 2023年 |
組織の映画としての完成度が高かったです。
老若認証システムという社会を変えるような画期的なシステムが登場し、それが破綻するという流れは、櫻井さんの脚本の意向を強く感じました。
監督:永岡智佳・脚本:大倉崇裕
23 | 紺青の拳 | 2019年 |
27 | 100万ドルの五稜星 | 2024年 |
2作品ともキッドの映画ですね。
キッドの良さを引き出せるコンビだったのではないでしょうか。
また、どちらも複数の犯人が出てきており、その複雑な人間関係をまとめたのが素晴らしいと思いました。
監督:永岡智佳・脚本:櫻井武晴
24 | 緋色の弾丸 | 2021年 |
永岡監督の作品は、とにかく派手な破壊シーンが多い印象です。
後述する損害額の大きかった作品でも、上位に入っています。
監督:満中勧・脚本:大倉崇裕
25 | ハロウィンの花嫁 | 2022年 |
久しぶりに犯人との格闘による対決がありました。
さらにクライマックスでのメインテーマの利用など、初期の映画を思わせる描写が多かったです。
監督:重原克也・脚本:櫻井武晴
28 | 隻眼の残像 | 2025年 |
最新作はこちらのコンビでした。
最近は、監督が頻繁に変わっている印象です。
常に新しい作風を取り入れようとしているのではないでしょうか。
被害総額順?!
1位 | 3兆円 | 黒鉄の魚影 | 2023年 |
2位 | 9000億円 | 紺青の拳 | 2019年 |
3位 | 2000億円 | 沈黙の15分 | 2011年 |
4位 | 1600億円 | 天国へのカウントダウン | 2001年 |
5位 | 1580億円 | 緋色の弾丸 | 2021年 |
コナンの映画と言えば爆発ではないでしょうか。
今までに様々な建造物が爆発、倒壊しました。
その被害額はいくらになるでしょうか。
特に被害の大きかったと言われている5作品をランキングしてみました!
5位は『緋色の弾丸』。
真空超電導リニアが80億で、スタジアムが1500億。
被害額の合計が1580億円となります。
リニアは、作中で4年に一度のスポーツの祭典のために作られたそうです。
スタジアムも倒壊し、スポーツの祭典も無事に開催できるのかも気がかりです。
4位は『天国へのカウントダウン』です。
ツインタワービルのモデルは、マレーシアのペトロナスタワー。
その建設費が1600億円ということです。
3位は、『沈黙の15分』。
ダムが1500億円。
周辺の地域への被害額や地下鉄の損害を合わせると、2000億円になります。
アクションが派手になるきっかけとなった作品なので、被害も派手ですね。
2位は『紺青の拳』。
シンガポールに実在するホテル、マリーナ・ベイ・サンズが8200億円。
近くにある植物園、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイも破壊され、800億円の損害が予想されます。
被害額は合計9000億円。
本作は、シンガポール政府観光局の許可を得て、製作されています。
有名な観光地をこれだけ派手に破壊される描写にOKを出すのは、すごいですね。
1位は『黒鉄の魚影』です。
パシフィック・ブイの損害額が兆を超えました。
実在する施設ではありませんが、清水建設が構想している「OCEAN SPILAL」がモデルとなっているようです。
その施設の建設費が3兆円になるそうです。
パシフィック・ブイは作中でも魚雷を迎撃するなど、科学技術の粋を凝らした要塞でしたね。
桁違いの損害で一位となりました。
名探偵コナンのこんな記事も読まれています!

コナン映画の歴代主題歌リスト!絶対聴いてほしいおすすめ曲も紹介♪

コメント