【後宮の烏】うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)の正体って?烏妃とはどんな関係?

後宮の烏・うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)の正体って? キャラ解説・正体
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アニメ『後宮の烏(こうきゅうのからす)』をご存じでしょうか?

今回は、登場するうれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)の正体や歴史

また烏妃(うひ)や梟(ふくろう)との関係について解説していきます。





後宮の烏とは?

『後宮の烏(こうきゅうのからす)』は白川紺子先生のライトノベルで中華風ファンタジー

です。

このストーリーの時代は、霄(しょう)という王朝が治めています。

そして人々がめったに行かないような後宮の最奥に住んでいる烏妃(うひ)と呼ばれている妃がいました。

この物語の主人公は、当代の烏妃(うひ)と呼ばれる不思議な力を持つ少女・寿雪(じゅせつ)です。

烏妃はうれんにゃんにゃんの力によって、不思議な術を使って呪殺や失せもの探し、幽鬼を楽土に導くなどの不思議な力が使えます。

(幽鬼(ゆうき)とは死んでも死にきれない人間の霊で、楽土(天国のようなところ)にはいかず現世にとどまってしまっています。)

そのため、頼まれれば後宮の困りごと・やっかいごとを解決していました。

ある晩、依頼をするため現皇帝の夏 高峻(か こうしゅん)とその側近が訪れます。

それをきっかけに、これまで以上の事件の解決をしていくことに。

人々と出会い、哀しみに触れるうちに自分の考えも変化していきます。

中国の歴史はちょっと…という苦手意識を持つ方でも十分に楽しめる作品です。

あくまでも架空の設定なので、史実はあまり関係がありません。

それよりも、困りごとを解決していく内容や烏妃の抱える秘密が明かされていくのが一番のおもしろさではないでしょうか。

さらに画が美麗ですし、中華独自の雰囲気を味わえるのも楽しいです。

そして女性ファンにとっては、烏妃と夏高峻の関係がだんだんと深まっていく!?と気になるのも見どころ。

エンディングの2人の映像も歌も余韻に浸ってしまうほど、女性ファンにとってはワクワクする要素だと思います。



うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)の正体は?

うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)とは、夜と万物をつかさどる女神

です。

顔は女性で美しいのですが、黒い4つの羽をもつ化鳥です。

アニメのOP映像での、うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)が夜に飛び回るシーンが印象的です。

また、オープニング曲もその不気味で独特な化鳥を表現するのに一役買っているんですよね~

本編では祀られているうれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)の絵画も出てきます。

個人的にはやっぱりどちらも不気味だなと感じてしまいます…

ストーリーに登場する歴史書によれば、うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)は約1000年前に、鼇(ごう)という神と戦います。

その戦いでどちらの神も力尽きて海の底に沈んでしまいます。

うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)は自ら半身を切って山へのがれます

そしてそのままでは生きられないので、人間の体に入ることになります。

その人間が烏妃と呼ばれるようになります。

 

烏妃(うひ)との関係は?

鳥漣娘娘と烏妃との関係は、神と巫女の関係です。

うれんにゃんにゃんが1番最初に入った少女が初代の“烏妃(うひ)”。

烏妃は、うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)がその時代に生きる女性を選抜し、先代の烏妃から呪術などを教えられ、その力を引き継いでいます。

先代烏妃との血のつながりはないですが、ひとり孤独に生きている烏妃、2人の絆は特別なものだったのではと思います。

初代の烏妃が後宮に結界をはっているので、烏妃は後宮から外に出ることはできません。

烏妃は、うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)の半身をの体の中にとじこめていることもあり、不思議な術が仕えます。

その一方で、新月の晩にはうれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)が、自分の半身を探すために体から出ててしまいます。

そのため烏妃は体中にはりさけるようなひどい痛みが走り、一晩中苦しめられます

この苦しみについて、不思議な力が使える副作用と表現される方がいました。

確かにそうだなと感じます。

好きで選ばれたわけではない少女たちの重い副作用。

月に一回とは言え、耐え続けるのはあまりに過酷すぎます。

自分だったら絶対に耐えられないだろうと想像してしまいます。

 

当代の烏妃・柳寿雪ってどんなキャラ?

当代の烏妃・柳寿雪(りゅうじゅせつ)とはどんなキャラクターなのでしょうか?

年齢は14~5の少女。8歳でうれんにゃんにゃんに選ばれ、後宮に入りました。

とてもかわいくて、頭の回転が速い、凛とした少女です。

黒い衣装に身を包み、夜明宮(やめいきゅう)に住んでいます。

そこは暗い雰囲気で、花が咲かないほど寂しいところ。

隠れ住むように、金色の鳥:星星(シンシン)とひっそり暮らしていて、知る人もごくわずか。

そのため、後宮内ではその姿は老婆とも少女とも言われたり、仙女だ幽鬼だとも言われたりして畏れられていました。

人と関わってはいけない、自分は幸せになってはいけないという十字架も背負っている彼女。

夏 高峻がそれを解いてくれるかのように、関りが増えていきます。

まるで大人のように冷静にふるまっている中で、食べ物を食べるときの少女のあどけなさも好感を持てるところです!

アニメの完結で2人の関係は友人のようなものになりました。

今後それ以上の関係になっていくのかも少し楽しみなところです。



うれんにゃんにゃん(烏漣娘娘)の正体は?烏妃との歴史

烏妃が代々受け継いでいた歴史書が物語の中に登場します。

帝が受け継いできた歴史書も存在しますが、烏妃の歴史書が真実でした。

もともとは夏の王(男王)と冬の王(巫女王)の2人の王が存在していて国を治めていたようです。

夏の王は王朝の血族の男子で政治を行い、冬の王は祭祀を行っていました。

冬の王は、うれんにゃんにゃん(烏漣娘娘)から少女が選ばれて力をたまわり、言葉を伝える役割でした。

2人の王が支え合い、平和な時代が500年ほど続きました。

しかし、ある代の夏の王が、恋愛のもつれで冬の王を亡き者にしてしまいます。

彼が憎むほど彼女を愛していたとされています。

それにより夏と冬、それぞれの立場の間に戦乱がおこります。

その後数百年、夏の王側と冬の王側の戦いは続くことに。

烏漣娘娘は、沈黙をまもります。

しだいに国は荒れ果ててしまい、夏の王は名を失って、冬の王も忘れられていきました。

その後新たにいくつかの王朝が興りましたが、長続きはしませんでした。

さらに後、銀色の髪の欒夕(らんゆう)という青年が、頭角を現し夏の王となります。

うれんにゃんにゃん(烏漣娘娘)が助けられた、冬の王となる香薔(こうしょう)という少女

神同士の戦いで、うれんにゃんにゃんの半身を宿した少女ですね。

奴隷だった彼女を助けて、味方につけたからです。

欒夕は皇帝として国を治めていきます。

しかし、香薔に冬の王を名乗ることを禁じます。

二人の王がいることは、また戦いの火種につながると考えたからか、実権を独り占めしたかっただけなのか、はっきりとした理由は分かっていません。

欒夕は、冬の王の役目をうばい、現在の烏妃も暮らしている夜明宮(やめいきゅう)に香薔を閉じ込めてしまいます。

そして烏妃と名付けて、妃の一人に加えました。

夏の王が冬の王を殺害したのが恋愛のもつれだと分かっていた欒夕は、夜伽をさせることはありませんでした。

欒夕を深く愛していた香薔は、それを受け入れます。

その後、うれんにゃんにゃん(烏漣娘娘)の守り(巫女)として生きていきました。

冬の王という存在は隠され、それ以後も帝が一人国を治め、烏妃は代々閉じ込められて生活していく運命となっています。

 

うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)の正体は?梟(ふくろう)との関係

うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)には梟(ふくろう)という兄がいました。

もともとは2人は幽宮というところに住んでいましたが、禁じられたことをしてしまった鳥漣娘娘が追いだされることに。

いろいろと慣れない言葉やキャラについて触れていて、わかりづらいと思います。

梟と1000年前に戦った神とは別々のキャラクターですね。

梟は、幽宮を出て鳥漣娘娘を殺そうとしますが、現世では生きられません

弱っていたところを巫術師(ふじゅつし)に助けられます。

そして自身が入るための人間が作られ、封宵月(ほうしょうげつ)と名乗ります。

 

うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)の正体は?まとめ

  • うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)や烏妃(うひ)との関係や歴史
  • 後宮の烏のあらすじ
  • うれんにゃんにゃん(鳥漣娘娘)の兄・梟(ふくろう)

これらをまとめてきました。

登場人物や、歴史が複雑で調べていくうちにこんがらがってしまいましたが(笑)

原作やアニメを見返してまた楽しみたいと思います!

また原作は白川紺子先生のライトノベルで完結(全7巻)している作品。

アニメでは物語の途中で終わっています。

続きをアニメで楽しみたい!

アニメ2期も是非放送してほしいですね。

今後の動向に期待です!


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