【夏目友人帳】に登場する高貴で強いと言われる神格の妖。
どのような妖怪たちなのか?
そもそも神格って何なのか?
今回は夏目が出会った神格クラスの妖怪たちについて登場回やエピソードもまとめていきたいと思います!
『夏目友人帳』神格ってなに?
「夏目友人帳」で時々登場する神格と呼ばれる妖。
そもそも神格ってどういう意味なのでしょうか?
【神格】神としての資格。神の地位。また、神の格式。「—化」
引用:Weblio辞書
古くから、魂は妖怪にも神にもなると考えられきたようです。
信仰の対象とはならず、人々に悪さをするものもいる妖怪。
一方、人々に「神様」としてまつられていたり、語り継がれていたりする神。
漫画1巻2話(アニメ1期2話)に登場する露神もその一人。
祠に住み着いた宿無しの物の怪(もののけ)が、たまたま雨が降ったことにより、人々に“露神”と呼ばれ信仰されるようになりました。
その中でも夏目友人帳における神格と呼ばれる妖は、とくに強く高貴な妖怪(過去も含めて)として描かれているように感じます。
またネット上では神と呼ばれているキャラや神様のように強い、威厳がある妖は神格クラスと分けられることもあるようです。
神格の妖にもなると、ニャンコ先生自身も言っていますが、
本当の姿・斑(まだら)になってもかなわないような者もいるようです。
調査したところ、夏目友人帳で【神格】と呼ばれる妖は3人。
この他にも、土地などを守る神様や高貴な存在の神格レベルで強いと言われる妖怪もたくさん出てきます。
まずは神格の妖から見ていきたいと思います。
「夏目友人帳」神格の妖①アオクチナシ
「夏目友人帳」1人目の神格の妖はアオクチナシ。
アオクチナシの登場回は原作漫画12巻48話「怪しきものの名」(アニメ 3期1話)
山上の社に祀られた神格で夏目との出会いは、学校帰りで杖を探している老婆を夏目が助けたことをきっかけに妖探しを手伝わないと祟ると夏目を脅すという出会いです。
通称「おばば」で杖を突いた上品な老婆姿ですが性格は強引でせっかち。
ニャンコ先生いわく、かつては社(やしろ)持ちだった神格の妖怪。
しかし人々の信仰の衰えと共に視力を失いつつあり、今はぼんやりとしか見えていません。
とは言うものの、現在も小物妖怪であれば触れただけで祟(たた)ることができるようです。
レイコさんとも過去に交流し、勝負に負けて友人帳に名前を記していたので、夏目からダメダメな神格だなと苦笑いされていました。
見た目がおばあさんで人間となじみすぎて見分けがつかないですよね。
「夏目友人帳」神格の妖②田沼父につく妖
「夏目友人帳」に登場する田沼のお父さんについている2人目の神格の妖について紹介します。
登場回は漫画16巻66話「遠い祭り火」。
実はアニメ(5期7話)ではこのシーンはカットされていて見ることはできません。
そしてこの妖については名前や姿などもはっきりと描かれてはいません。
夏目には金色の糸のような妖怪の輪郭が見えるのみ。
ニャンコ先生も目を伏せてしまうほど高貴な妖で、田沼の父を気に入り彼を守護しているそうです。
息子の田沼が嫉妬されていないだけましというぐらい、気まぐれな妖とも。
実は田沼のお父さん自身は妖を見る能力がありません。
なので修行により自分が強い法力を得たことや妖がついていて守ってくれていることも知りません。
そのため気休めでお祓いをしているとのことですが妖からしたらたまったものではありませんね。
「夏目友人帳」神格の妖③岩鉄様
「夏目友人帳」に登場する3人目の神格、岩鉄(がんてつ)様を紹介していきたいと思います。
登場回は漫画21巻82話「石起こし」。
この話は劇場版「石起こしと怪しき来訪者」でアニメ化されているお話です。
岩鉄様より「石起こし」の役を任された小さな妖ミツミと夏目が出会います。
容姿は白髪で長髪の肌も白いお爺さんのような姿で岩場を守る妖。
九重の谷を通る悪しき妖を退治する時期が来るまで祠(ほこら)で眠っています。
この原作を読んだとき岩鉄様はなんて上司にしたい妖なんだろうと思いつつ読んでいました。
周りに酷評されているミツミがやり遂げるだろうと信じ重要な役目を渡す。
期待にこたえたいと頑張るミツミも、そのミツミを信じて任命する岩鉄様も。
二人の信頼関係がすごいなと思います。
続いては、本作中では神格とは表現されていないものの、神格クラスと言われている強い妖怪たちを見ていきたいと思います。
「夏目友人帳」神格クラスの妖怪①時雨
「夏目友人帳」2巻5話「旧校舎の怪」に登場する時雨(しぐれ)。
(アニメ登場回は1期4話「時雨と少女」)
時雨様は肝試しをしている夏目が行った旧校舎で出会った妖です。
もともとは人間が好きな招福の若神様。
しかし強欲な人間に閉じ込められて、人間を恨むようになり悪いもののけになってしまいました。
その姿は古い笠をかぶり着物を着た格好をしています。
人間が好きなのに恨むようになっていくのはなんて悲しいことでしょうね。
自分のことを不浄のものと言い、本当は大好きな人間と関わることをやめていた時雨。
時雨に恩を感じる笹田(夏目のクラスメイト)の純粋な感謝の気持ちを素直に受け取れなかった部分や、
感謝を受け取ってしまったらもう会いに来てくれないからと本当はまだ人間と関わりたいと思っている部分があり
悲しく、優しい妖だと私は思います。
ただ人間が好きなだけなのに好きな人間に利用され裏切られるとは、なんだか人間として申し訳ない気持ちになってしまいました。
「夏目友人帳」神格クラスの妖怪②壬生神
続いての神格クラスの妖は2巻8話「アサギの琴」に登場する壬生神(にぶかみ)。
磯月の森という高貴な妖が集まる幻の森に棲んでいる神様です。
どのような姿をしているかは描かれていません。
夏目の体を狙った傘持ちの「アカガネ」がきっかけで知った妖。
夏目は話に聞くだけで、「アサギ」という壬生神とは直接は会っていません。
アサギの専属琴弾が病にかかったことをきっかけに夏目のもとにアカガネが現れます。
「アサギ」を何とかして病気を遅らせ、琴をもう一度引かせてあげたいという「アカガネ」。
そして「アカガネ」のために琴を弾きたいという「アサギ」。
ほとんど壬生神様についてくわしく触れられてません。
単発のエピソードで今後も登場する可能性は低そうです。
巻末の小話などで犬の会の忘年会などにアカガネが誘われて、壬生神の傘持ちをしていた時のことを話すなんてことがあったらいいのになぁと思います。
「夏目友人帳」神格クラスの妖怪③カイ
続いては『夏目友人帳』6巻20・21・22話「タカシの友人」に登場するカイです。
(アニメでは2期12話「廃屋の少年」、13話「人と妖」)
廃墟のような古い洋館に入った夏目。
そこから子供の声がして行ってみると、少年が閉じ込められていました。
その姿はランドセルを背負った小学生で、落としていった名札に「石尾カイ」という名が。
初め夏目は、カイのことを霊力を持ってしまっている自分と同じ境遇の男の子で人間だと思っていました。
しかし実は名取さんが祓おうとしていた妖怪だったんです。
人に化けてもバレないぐらい強力な力を持った妖であることが判明。
しかも正体は山に住む水神の類で、供物を滞ったら水源を塞ぎ人が来るのを待っていたというこどもの神様。
ストーリーの終盤で夏目と名取とのやりとりをカイに見られたため、だまされたと感じて仲違い。
やけになったカイが、森の中で鬼の封印を解いてしまったため、襲われそうになったカイを夏目が助けようと飛び込みます。
結果的に強い力でカイ自身が妖怪を追い払っています。
夏目はまだしもニャンコ先生も妖と見抜けないなんて、よっぽど位の高い妖だということですね。
「夏目友人帳」神格クラスの妖怪④豊月神
続いては、漫画10巻39・40・41話「月分祭」(アニメ 4期9・10話)に登場する神様を2人みていきます。
1人目の神様、豊月神。
豊月神は山の神様です。
「月分祭」で豊月神と不月神が山の主をかけて勝負するというストーリー。
10年間、豊月神が勝つと豊かに、不月神が勝つと枯れてしまいます。
しかし、その勝負のお祭りが開催されるというのに豊月神が現れず、妖怪から頼まれた夏目が「豊月神」になりすますことに。
その間に夏目が祓い屋によって石に封じられた豊月神を見つけ出します。
しかし力がほとんど残っておらずこのまま山を守る力もないと不月神と話し、終わりにすることを決めて共に旅立ちます。
豊月神の姿は鹿のような角で白いお面をつけ不月神と対になるような恰好をしています。
「夏目友人帳」神格クラスの妖怪⑤不月神
先ほどの豊月神と勝負を続けてきた、もう1人の神である不月神。
不月神も豊月神と同様に山の神様で「月分祭」で勝った方が山の主になるという勝負を10年に一度行っています。
不月神は豊月神と対のようなお面で違いは角の形がまっすぐ。
豊月神と競い合っているものの、彼を大切に思っている不月神。
勝負の最後に夏目が入れ替わっていることに気づき、豊月神を祓ったのではないのかと心配しています。
逆に勝負が終わるまで夏目がなりすましていたことに気づかないのもすごいですよね!
夏目の威厳でごまかすことができたのでしょうか・・・?
豊月神の力が残っていないことですぐに祭りはもう終わりかと察し、追及もせず、豊月神に誘われるままに共に旅立っていきました。
いつまでもどこまでも共にいこうとする姿が、口数少なくても通じ合う夫婦のようでとてもいいなと思いました。
「夏目友人帳」神格クラスの妖怪⑥朱遠
続いの神格クラスの妖怪は「夏目友人帳」に登場する朱遠(しゅおん)。
朱遠様は15巻63話「険しきをゆく」に登場する仙人のような妖です。
(アニメ 5期9話)
姿は着物を着た初老のような恰好で、耳たぶが福耳でぷくっと特徴的な耳をしています。
このお話では、夏目が三ツ皿(みつざら)という弱い妖の笠を傷つけてしまうところから始まります。
過去に朱遠様に助けられた三ツ皿。
朱遠様と魚釣りをしたり夜空を一緒に眺めたりとしているうちに友情が芽生えていきます。
実は朱遠様が高貴な妖であり、何人もの従者妖怪を引き連れて仙術の厳しい旅に出ないといけないことを伝えられ別れます。
その後、神々しい朱遠の一行を見つけたミツ皿がついていきたいと申し出。
しかし従者の妖怪に、弱く小物がついてこられるわけがないと断られてしまいます。
朱遠様もミツ皿の前に姿を現し、つらい旅になるので友人にそんな思いをさせたくないと優しさで断っています。
それでも三ツ皿は負けずに強い熱意でいつかは参列したいと言います。
その気持ちを受け止めたコワモテの従者が修行の書を渡しに戻ってきます。
優しい朱遠さまの従者はやっぱり思慮深く優しいなと感じるお話でした。
「夏目友人帳」神格クラスの妖怪⑦名称不明
続いては『夏目友人帳』18巻特別編「夢幻のかけら」に登場する妖。
(アニメ 6期OVA・特別編2)
白いフクロウの姿をしていて名前は明かされていません。
この話は夏目とかかわりのない他校の女子高生の視点で描かれています。
女の子がある日不思議なフクロウ(妖)を助け、フクロウの落とし物を拾います。
夢でフクロウに落とし物を届けてほしいと伝えられて、不思議な森まで届けに行くことに。
その途中で女の子は夏目と出会っています。
しかし夏目の行動が不気味すぎて、そりゃ今までの同級生たちになじめなかったのも分かるという描写があります。
逆に今はなんで藤原夫妻や西村たちは夏目の事情をほぼ知らないのに、受け入れてもらえているのだろうと不思議になりますよね。
夏目とフクロウを探し、無事に出会うことができました。
しかし、本来見える人ではなのに接触をしたら、連れ去るか生命を断つとしてきた森の妖(フクロウ)。
今回はフクロウのミスなので女子高生は記憶を消されてしまいます。
そしてお礼として綺麗な宝石のかけらを彼女に持たせています。
記憶を消す際に「忘れられるのも惜しいものだな」と言葉を残して去って行くフクロウ。
妖の寂しい気持ちがわかって、胸が締め付けられるシーンでした。
「夏目友人帳」神格クラスの妖怪⑧山神様
『夏目友人帳』に登場する山神様について紹介します。
漫画の登場回は20巻79話「流れゆくは」(アニメ 6期9話)。
夏目が勉強合宿に行った先で、山を守っていた山神様のお付きの4人だと言われる4つの面が奉納されていると伝わる社がありました。
普通の人間だと3つの面しか見えていませんが、力のある夏目には4つ。
作中では川に顔を突っ込んだまま小船に乗っている女性が描かれています。
その女性こそが山神様で、長い黒髪に着物を身に着けていました。
恋人からもらった髪飾りを大雨で流されてしまい、それを自分で探していたようです。
人間と恋におちた女の山神様が寿命で先に死んでしまった恋人を思い傷心。
その恋人から贈られた髪飾りを一つ抱いて山の上へこもってしまったそうです。
山神様のかわりに4人お付きの者が山を守っていくことになりました。
月日の流れとともに力尽き、3人のお付きが面をほり消えてしまいます。
残る1人もかろうじて力が残っているレベル。
お付きさえもいなくなり、一人になってしまったと思い込んでいた山神。
その1人がまだ自分のためにそばにいてくれることがわかり、そのシーンはジーンとくるものがありました。
人間と恋すること自体きっと大変なことなのに、それを寿命まで添い遂げ、忘れられずに山にこもってしまう山神様。
とてもかわいいですよね(途中の小舟のシーンは「ひっ」ってなるぐらい怖かったですけど)。
「夏目友人帳」神格クラスの妖怪⑨しだ姫
最後に「夏目友人帳」に登場する神格クラスの妖怪、しだ姫についてみていきましょう。
しだ姫様は旅をする神の妖でぱっつん前髪で座ると床につくほどのロングヘア。
とても美しい女性の姿をしています。
20巻81話「いつかの庭」のエピソードで、まだアニメ化はされていません。
家の花壇を作ろうとした夏目。
使った石が、実は妖にとって大事な「純石(すみいし)」という貴重なもので譲ってほしいと言われます。
しかも、しだ姫が来てくれるように小さな箱庭を修繕してくれとまでお願いされます。
とまどいながらも助けてあげる夏目が本当に優しいですよね。
箱庭を丁寧に修繕して、しだ姫も来てくれ花壇も無事に作り塔子さんを喜ばせた夏目。
女性を喜ばせる回で、夏目が自分の母についても思い出しています。
恐らくはしだ姫の力によって、夏目とニャンコ先生が箱庭に招かれます。
頑張って修繕した箱庭の中、しだ姫が咲かせた綺麗な花を眺めながら宴に参加していました。
息をのむくらい綺麗な作画で好きなシーンの1つです。
アニメで色や動きがつくともっと素敵なシーンになるんだろうなと想像してしまいます!
その他の強い妖怪たち【番外編】
夏目友人帳は神格クラスの妖怪の他にも、森守などの強い妖怪や徳の高い妖怪もいます。
ここからはそんな妖怪たちを見ていきたいと思います!
リオウ/黒ニャンコ
リオウは夏目友人帳を知っている方には有名なキャラクターで黒ニャンコとして知られています。
登場回は漫画3巻9話「奪われた友人帳」(アニメ2期1話「先生、黒色になる?」)
リオウは夏目レイコとの勝負に負けたことで友人帳に名前を書かれた妖怪の一人。
長い間、人間に封印されていましたが、夏目によって思いがけず封印が解かれました。
しかし友人帳に名前が書かれていたことで、本来の姿にはなれず黒い猫の姿で過ごしていました。
このことで黒ニャンコと呼ばれています。
ちなみにこの黒ニャンコの姿の時はしゃべることができません。
またリオウの本来の姿は髪と瞳がきれいな水色で背中に大きな翼をもっている妖怪。
リオウは妖怪たちの主でもあることからかなりの力をもった妖怪だと予想されます。
ちなみに本来の姿もいいですが、黒ニャンコの姿もとても人気が高いです。
六花
六花(ろっか)
は夏目友人帳9巻36話「東方の森3」に登場する森守りの妖怪。
(アニメ 4期2話)
猿面の妖怪集団を率いているリーダーです。
見た目は全身が髪の毛に覆われているのが特徴的な妖怪です。
目や口は線で描いたような少し怖い顔をしています。
的場家の別邸が近くにあり、対抗できる力をつけるために猿面たちが独断で友人帳を奪いに来ます。
さらには的場さんに猿面のうちの一人が捕まったり、夏目やニャンコ先生まで的場家別邸に捕らわれてしまいます。
脱出できたあと三篠(みすず)が連れてきた六花が現れます。
友人帳をうばおうとした猿面たちの行いについて、夏目にお詫びする六花はさすが森守りだなと威厳(いげん)を感じました。
みつめ(ミツ目)の妖怪
みつめ(ミツ目)の妖怪
は夏目友人帳4巻14話「夏目、温泉に行く」に登場する妖怪。
(アニメ2期3話「妖退治 湯煙行」)
本名は明かされてはいないものの、見た目は名前の通り顔に目が三つあるのが特徴です。
声もイケてるかっこいいおじさんキャラクター。
何かを担いで運ぶ足下くらいの小さい妖怪たちが、水たまりを渡れず困っているところを夏目が板を置いて助けます。
借りを返すように、今度は夏目がピンチの時に助けてくれることに。
助けてくれたのが、小さい妖怪たち・家臣らのお館様(やかたさま)である三ツ目の妖怪です。
武者のような見た目でバリトンボイスも素敵なので、個人的にとても好きなキャラクターの一人。
夏目を襲った妖怪を清めておくことができるほどの力を持っているため、かなりの力を持った妖怪だと考えられます。
名取さんの術を簡単に解いた中級レベルの妖怪を簡単に捕まえていたことから、
神様ほどの力はないと思いますが上級以上の力はあるのではないでしょうか?
夏目友人帳・神格クラスの妖怪って?まとめ
『夏目友人帳』神格クラスの妖怪についてみていきました。
【神格の妖】と作中で出てくる妖怪は3人。
- アオクチナシ
- 田沼父につく妖(名称不明)
- 岩鉄様
また神様で強い力を持つ(過去に持っていた)神格クラスの妖怪もたくさんいます。
この他にも、妖怪をまとめるリーダーのような強い妖怪や森守、汚れた石を洗う尊い妖怪も。
神格者や妖が止まる宿のお話に登場した老妖怪もいました。
しかしはっきり神格の妖とは言われなかったので不明です。
仏像のかけらだった魂が、神社の鳥の置物に巡り巡って入ってしまう大物もかなりの強さでした。
今後も夏目たちがどのような妖怪と出会うのかも楽しみに、夏目友人帳を読み進めていきたいと思います!