「魔法少女まどか☆マギカ」は、2011年にテレビアニメが放映され大ヒット。
新作映画『ワルプルギスの廻天』の公開も発表され、盛り上がってきています。
2026年2月の公開は延期となってしまいましたが、近日の公開が予想されているの
で、期待が高まります。
今回は、映画でも中心となりそうな暁美ほむらとワルプルギスの夜の関係性を深堀。
ほむら=ワルプルギス説も考察していきます。
ワルプルギスの夜って?
「ワルプルギスの夜」は、最強の魔女と呼ばれる存在。
「まどか☆マギカ」のテレビアニメ本編では、ラスボスとしてほむらに立ちはだかりました。
舞台装置の魔女(通称・ワルプルギスの夜 / 本名不明)その性質は無力。回り続ける愚者の象徴。 歴史の中で語り継がれる謎の魔女。通称・ワルプルギスの夜。 この世の全てを戯曲へ変えてしまうまで無軌道に世界中を回り続ける。 普段逆さ位置にある人形が上部へ来た時、暴風の如き速度で飛行し瞬く間に地表の文明をひっくり返してしまう。
引用:https://www.madoka-magica.com/tv/special/dic/card30.html
「ワルプルギスの夜」とは魔法少女たちが噂している名前。
その存在が本当に存在しているかも曖昧でした。
しかし、何度も同じ時間をループしているほむらは、何度もワルプルギスの夜と戦ってきました。
1話と10話でも断片的に戦いが描かれました。
本格的な登場は11話。
初めてはっきりと姿を見せた場面は、圧巻でした。
サーカスの一団が移動するような使い魔が出現し、巨大な本体が現れる演出はいかにもラスボスの風格。
様々な武器や兵器を駆使ししても倒せない強さも桁違いでしたね。
12話では、まどかの力に救われ、浄化されました。
脅威として戦い、最後は救われて出番を終えました。

しかし、まだ謎の多い存在でもあります。
そのような中、映画のタイトルが「ワルプルギスの廻天」であると判明。
様々な謎が解き明かされるかもしれないのは、今から楽しみです。
ワルプルギスの夜がほむらではない否定の根拠
ほむらたち魔法少女が倒す魔女。
その正体は、呪いによって魔法少女が姿を変えた存在であることはテレビアニメで触れられました。
ワルプルギスの夜は、どんな魔法少女のなれの果てなのか。
実は、ワルプルギスの夜は、ほむらが魔女化した姿であるという説があります。

個人的には否定派です。
以下で否定と肯定とする理由をあげて、両者を考察していきます。
ワルプルギスの夜のもとになった魔法少女が登場

1つ目は、最終回でワルプルギスの夜の元となったように思える魔法少女が登場したため。
まどかは最終回で魔法少女となり、ワルプルギスの夜を倒します。
神のような存在となり、魔法少女が魔女になる前の状態で魂を救っていきます。
古今東西の魔法少女を時空を超えて休載する描写。
クレオパトラやジャンヌダルクのような少女も救済されます。
歴史上の人物も魔法少女だったのかもしれないという描写ですね。
その中で、民族衣装を着た魔法少女を救う描写があります。
彼女こそがワルプルギスの夜の核となった魔法少女であるとする説があります。
背景にサーカスのテントのようなものが見えるためです。
ワルプルギスの夜はサーカス団を率いているかのような描写があり、その正体を考察
する手がかりとなっていました。
ワルプルギスの夜は語り継がれた存在
2つ目は、ワルプルギスの夜が魔法少女の間で語り継がれているため。
ほむらは、まだ魔法少女になって間もない存在。
ほむらが魔法少女になる前からワルプルギスの夜は存在していたことになります。
その矛盾が否定説の根拠になります。
脚本家のインタビュー
3つ目は、脚本を務めた虚淵玄さんのインタビュー
にあります。
テレビアニメ放映後に雑誌インタビューにおいて、ワルプルギスの夜について語っていました。
「もともとは一人の魔女だったものが、後に他の魔女の波動を集めることで現在の姿となった。」
このことから、ほむらが悪いの正体であるという設定は考えてはいなかったのではないでしょうか。
私は、始めて観た時点で、民族衣装の魔法少女がワルプルギスの夜の正体であると
考えていました。

そのため、ほむら=ワルプルギスの夜説も初めて聞いたときは、意外でした。
今度は、肯定説の理由をみていきましょう。
ほむら肯定説の根拠

ほむらとワルプルギスの夜にはいくつか共通点があります。
それが、ほむら=ワルプルギスの夜の根拠となっています。
歯車の存在
一つ目が、歯車の存在。
ワルプルギスの夜の体には、巨大な歯車の意匠があります。
舞台装置の魔女ということで、舞台の仕掛けを表しているのではないでしょうか。
同じくほむらも歯車に縁があります。
魔法少女がそれぞれもつ武器。
ほむらを時間を操作する盾を所持しています。
その盾には、歯車が施されていますね。
これは時計の歯車のイメージだと思われます。
さらに、部屋にも歯車が象徴的に描かれていました。
これも時計のイメージか、もしくはワルプルギスの夜を研究しているイメージだと思います。
歯車が二者の共通点になっています。
ワルプルギスの夜の歯車は、舞台装置を表しているのでしょう。
そして、ほむらの盾の歯車は、時計の歯車でしょうか。
「夜」と「暁」
二つ目が名前です。ワルプルギスの「夜」
と「暁」美ほむらで関連性を持たせています。
「暁」とは夜明け前のこと。
よく希望の象徴としても扱われます。
ほむらの「暁」=「希望」の姿が魔法少女。
ほむらの「夜」=「絶望」の姿が魔女。
一人の人物の別の姿であると考えることができるのではないでしょうか。
能力の発動条件
3つ目は能力の発動条件。
ワルプルギスの夜は、
「普段逆さ位置にある人形が上部へ来た時、暴風の如き速度で飛
行し瞬く間に地表の文明をひっくり返してしまう」
とされています。
ほむらは、腕に装着した盾を逆さにすることで能力を発動。
二者には、逆さにすることで能力を発動、真価を発揮するという共通点があります。
美樹さやかが魔女化し、オクタヴィアとなってしまった時にも同じことがありました。
さやかは、剣を使いますがオクタヴィアも剣ををもっています。
魔法少女時代の武器や意匠が魔女になって残ることがあるとすれば、
ほむらとワルプルギスの夜にも関連性を見つけることができます。
キュゥべえの発言
4つ目は、キュゥべえの発言。
これは二者の共通点ではないのですが、やはり意味深です。
「いざとなればこの時間軸もまた無にして、ほむらは戦い続けるだろ
う。何度でも性懲りもなく、この無意味な連鎖を繰り返すんだろう」
そのようにキュゥべえは、まどかに発言します。
ほむらがいる限り、ワルプルギスの夜は出現するととれます。
肯定説の根拠を並べてみると、ほむら=ワルプルギスの夜に説得力が出てきます。
しかし、決定的ではないと考えています。
確かに二者には共通点は多いですが、それはストーリー上で対立するために共通点を意図的に描いたようにも思えます。
そんな両者の関係を次にみていきます。
ワルプルギスの夜とほむらの関係
本編では、ほむらはワルプルギスの夜を倒すべき敵として認識しています。
ほむらは、まどかが魔法少女になることを阻止するために戦っています。
まどかが戦わないように魔女の脅威を退け、キュゥべぇの勧誘を防いでいきます。
しかし、ワルプルギスの夜がまどかが住む町を破壊すると、まどかは魔法少女になろ
うとしてしまいます。
それを防ぐために、ほむらはワルプルギスの夜も退けようとしました。
その目的と戦いが本作のストーリーの軸となっています。
第1話のまどかが見た夢では、ほむらとワルプルギスの夜が戦っていました。
それは夢ではなく、別の時間軸で実際に起こったことであることが10話で判明。
10話は、ほむらが体験した多くの時間軸での結末が描かれました。
特に、重要なのがほむらが初めて魔法少女になった時間軸。
まどかがワルプルギスの夜との戦いで死亡。
まどかを取り戻すためにほむらは、キュゥべぇに頼み、魔法少女になります。
11話では本編での時間軸でのほむらとワルプルギスの夜との対決が描かれます。
この作品がほむらとワルプルギスの夜との対決を中心としていること分かります。
ほむらとワルプルギスの夜に同一人物説があるのは意外でした。
今回の映画でそのことに触れられるのかどうか。
今から楽しみです。
ワルプルギスの夜はなぜ強い?
ワルプルギスの夜はなぜ強いのでしょうか。
それは複数の魔法少女の呪いの集合体であるからとされています。
それ以外にも、ほむらが時間を戻すことで因縁が増している可能性もあるのではないでしょうか。
まどかは高い魔法の才能があります。
それは、ほむらがまどかを中心にして時を戻しているために、力が増しているため。
本編でキュゥべぇが説明していました。
ワルプルギスの夜にも同じことが言えるのではないでしょうか。
その強さは11話で具体的に分かります。
ほむらは、様々な重火器や兵器を駆使してワルプルギスの夜に戦いを挑みます。
しかし、まったく効く様子がありませんでした。
過去のデータや経験から対策をしていたのですが、ワルプルギスの夜を倒せなかった
のは、もしかすると別の時間軸よりもワルプルギスの夜が強くなっていたのかもしれません。
ワルプルギスの夜を倒すために時間を戻しているのに、それが相手を強くしてしまっ
たのは皮肉ですね。
新作『ワルプルギスの廻天』での展開は?

タイトルから「ワルプルギスの夜」が重要な役割を果たすのではないでしょうか。
ワルプルギスの夜の出自が描かれるのではないかと予想しています。
テレビアニメの終了や映画、ゲームなどで世界観が広がっていっても、ワルプルギス
の夜には、未だに多くの謎が残されています。
その謎が解明されることを期待してやみません。
その中で、ほむらとの関係も描かれるかもしれません。
もう一つ重要なのが「廻天」の意味。
廻天には、「時勢を大きく変えること」や「衰えた勢いを盛り返すこと」という意味があります。
誰が「廻天」を起こすのかが気になります。
現在、まどかマギカの世界は、ほむらによって改変されました。
その世界をまどかたちが取り戻す展開が描かれるのではないでしょうか。
また、ほむらがまどかが魔法少女にならないという願いを叶え続けられるのかも
注目です。
また、そのまま「ワルプルギスの夜」が「回転」するという意味もあると思います。
ワルプルギスの夜が回転し、上を向くと大災害が発生するとされています。
テレビアニメ本編では描かれなかったワルプルギスの夜の本気の戦闘が披露されるの
かもしれませんね。
いずれにしても、衝撃的な展開が待ち受けていると思います。
公開を楽しみに待ちたいです。

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