1990年公開の3作目となる『バックトゥーザフューチャー3』。
舞台は主に1885年の西部開拓時代。
アクシデントで1885年にタイムスリップし、そこでドクが射殺されてしまうことを知り、マーティーが奮闘します。
ドクの命を救い、マーティーは一人元の世界に戻ります。
ドクとはもう会えないと思いきや、終盤に機関車型のタイムマシンに乗って帰ってきたドクと再会。
過去に残ったドクは、この機関車タイムマシンをどうやって作ったのでしょうか?
今回は、デロリアンで部品を調達できた謎などを調査・考察してみました!
バックトゥザフューチャー3・機関車タイムマシンをドクはどうやって作ったの?
ユニバーサルオーランドにあるバックトゥザフューチャー3に登場する機関車タイプのタイムマシン。 pic.twitter.com/oTcYUHJ4zQ
— おりびえどん (@olivierdon) February 7, 2023
ドクの発明した機関車タイムマシンはどうやって作られたのでしょうか?
部品や材料、調達方法、どこで、どれくらいの期間で作ったのかをみていきたいと思います。
機関車タイムマシンの部品は2015年製?
ネット上では、機関車タイムマシンの部品は2015年の未来のものを使ったという意見が多くありました。
個人的にも同感です。
機関車タイムマシンは宙に浮いていますよね!
バックトゥザフューチャー1作目で、未来で改造したデロリアンについてドクが説明しています。
物を浮かせる技術は2015年以降のものです。
このことからも部品は2015年の部品を使ったという証明になるのではないでしょうか?
デロリアンで部品を調達できたの?
2015年にはデロリアンでタイムスリップするのは想像がつきますよね。
デロリアンで部品を調達したのでしょう。
そこで、ポイントになってくるのはデロリアンがあるのかどうか?
実は1885年の世界には、デロリアンが2台あるんです。
そして2台目のデロリアンを機関車で押すことで走らせ、マーティーは1985年に帰ります。
その後ももう1台、マイクロチップが壊れたデロリアンは残っていました。
また、マーティーは帰る直前にドクにホバーボードを渡しています。
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ドクは、このホバーボードを分解し、マイクロチップを取り出したと考えられています。そのマイクロチップをデロリアンに移植し、修理したのかもしれません。修理したデロリアンで、2015年へタイムスリップ
し、機関車タイムマシンの部品を調達したと考えられます。
まとめてみても、とても複雑な流れがあるとわかりました。
しかし、デロリアンがもう1台増えるところが、タイムトラベルの面白さだと思います。
ここまで考えていたであろう監督や脚本家たち想像力すごいですよね!!
機関車タイムマシンどこで作った?
次にタイムマシンがどこで作られたかです。
1885年の世界では、ドクは鍛冶屋を営んでいます。
かなり大きな場所で、1985年のドクの研究所と劣らない負けない程の技術もそろっているように見えました。
タイムマシンはそこで作られたのではないでしょうか。
機関車タイムマシンの制作期間は?
ドクは、機関車タイムマシンをどれくらいの期間で作り上げたのでしょうか。
あれだけの大きさのマシンを作るにはかなりの時間を費やしそうです。
終盤に機関車タイムマシンが来た時には、ドクの息子が登場。
長男が6~7歳、次男が5歳くらいの年齢です。
そこから考えて、おそらくは6~7年程度かかったのではないかと考えられています。
ドクは、自分の鍛冶屋で子どもを育てながらタイムマシンの製作を続け、
子どもが大きくなってから、やっと完成したタイムマシンでマーティーの元に現れたと考えられます。
その背景を考えると、マーティーとドクの厚い友情を感じられます。
ドクは機関車タイムマシンを1から作った?
ドク「あれっきゃない!!」 pic.twitter.com/sPR8UlmmEe
— バックトゥザフューチャー名場面bot (@bttfbot1985) April 3, 2023
機関車タイムマシンは、終盤でかなり唐突に出てきましたよね。
この機関車はドクが1から一人で作ったと思いますか?
筆者は、ドクなら一人でも作れるのではないかと考えています。
マーティーがタイムスリップしてすぐに出てきたドクの鍛冶屋は、かなり大きい印象です。
機関車ほどの大きさの機械も十分入るように見えました。
鉄などの素材を溶接するような技術もありそうですよね。
もしくは、機関車の外側だけは開拓時代のどこかで手に入ったかもしれません。
未来から機関車ほどの大きさの物を持ってくるのは困難でしょう。
デロリアンに入らないためです。
未来から調達した部品は、あくまでデロリアンに入るくらいの小さな部品くらいではないでしょうか。
個人的には、どうしても未来でしか手の入らない部品や素材は、未来でデロリアンに乗せて運んだと考えます。
主に外側の機関車をつくる材料は、開拓時代で調達したのではないでしょうか。
機関車タイムマシンを作る過程は映画内でも描かれません。
また、クララたちにバレるまで内緒で作っていたことが、その後を描いた漫画に描かれているようです。
当然一人で作るしかないとも言えますが、どのように作ったのか想像するのも楽しいですね。
なぜタイムマシンは機関車で作った?3つの理由
なぜドクがデロリアンではなく、機関車型のタイムマシンを作ったのでしょうか?
疑問に思った人も多いでしょう。
理由は3つ考えられます。
①1955年にデロリアンを輸送するため
1955年にデロリアンを輸送するためだと考察している方がいました。
なるほど、個人的にもそう思います。
マーティーが過去に行くのに使用するため、1955年に坑道にデロリアンを隠しておく必要があります。
本来の時間軸では、ドクが死亡していると思い、マーティーは1885年にタイムスリップ。
しかし、過去が変わり、ドクは死亡しません。
そのため、時間軸の辻褄を合わせるため、直接1955年にデロリアンを送る必要があったのではないでしょうか?
機関車型ならデロリアン輸送し、坑道に置いた後、再びタイムスリップをすることができます。
②ドクの家族が増えたため
ジュール・ヴェルヌの名前で思い出すのは「バックトゥザフューチャー3」のラストに出てくるドクの二人の息子
#JETSTREAM pic.twitter.com/sAqM7Ltd0i— 行こう夜!YRY (@Yry20142) February 2, 2022
2つ目は、家族が増えたから。
ドクは、クララと結婚して終盤には息子が二人いました。
二人乗りのデロリアンでは、家族全員は乗れないので、機関車を作ったと考えられます。
③機関車が適任だったため
3つ目は、機関車が適任だったから。
1885年の世界は、西部開拓時代なので、デロリアンは目立ちます。
さらにタイムスリップのためには、140キロのスピードを出す必要があります。
西部開拓時代に目立たずに、140キロのスピード出せる乗り物を考えると、機関車型が一番適していたのではないでしょうか。
筆者は、この説が有力であると考えています。
また、デロリアンを運ぶための装置として使った機関車を、今度は本当にタイムマシンにしてしまう展開はおもしろいと思いました!
バックトゥーザフューチャー3|1985年にドクがやってきた2つの理由
マーティ「信じられないだろうけど、1955年に戻らなきゃ」
ドク「なに、またかぁ!!?」 pic.twitter.com/Wmrt4Hlgpr— バックトゥザフューチャー名場面bot (@bttfbot1985) April 3, 2023
マーティーに会った時にドクが話した理由は、2つあります。
未来の世界に置いてきてしまった飼い犬のアインシュタインを過去に連れていくため。
そして、マーティーにあいさつをするため。
しかし、ドクには他にも目的がある様子でした。
妻と息子二人を連れていたのは、時空家族旅行のためだったのではないでしょうか。
ドクは、人々の人生を変えてしまうタイムトラベルに懐疑的でした。
しかし、自身も命を救われ、愛する人ができて、タイムスリップがきっかけで良い方に人生が変わっています。
そのため、考えが変わっていったのではないでしょうか。
時空旅行の話は、詳しくは描写されていません。
マーティーの「今度はどこに?未来?」という質問します。
「いや未来はもう行った」とドクは答えました。
恐らくは未来以外のどこかを旅するのでしょう。
そういえば、BTTF1でドクは1度作中で死亡していますよね?
死亡していない説もあったりとこちらも考察するとおもしろいんです!
また、ドク役のクリストファー・ロイドに死亡説まで出てしまっています。
なぜ死亡説がでるのかも、調査したので、よければこちらも読んでみてくださいね。
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これらの会話やより進化したタイムマシンの存在は、映画で描写された以外でも、多くの冒険があったのではないかと想像させてくれています。
公開から35年も経っている『バックトゥーザフューチャー』シリーズ。
現在も、タイムトラベル物の面白さを存分に示した作品であると思います。
続編を期待する声も上がっていますが、果たして作られるのでしょうか?
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