世界的人気のファンタジーバトル漫画『BLEACH(ブリーチ)』。
今回は、七番隊隊長の狛村 左陣(こまむら さじん)についてみていきます。
- 狛村左陣の最後は戦死したの?
- 戦いのその後は狼・犬になった?
- 最後のバンビエッタ戦について
以上を一つずつ見ていきたいと思います!
狛村左陣の最後は戦死した?その後は狼・犬に?
『BLEACH(ブリーチ)』本編では、狛村左陣の最後の戦いでバンビエッタに勝利。
しかし、“物言わぬ獣”と呼ばれた狼の姿になってしまいました。
本編ではその後の狛村については描かれていません。
狛村の最後は一体どうなったのでしょうか?
狛村の最後どうなったのかについて、小説版『BLEACH』によって知ることができます。
シュテルンリッターとの戦い後(霊王護神大戦後)。
射場によって、狛村隊長は“戦死した”と護廷十三隊には伝えられます。
しかし本当は、七番隊隊舎の裏山に狼の姿のまま生きています。
大戦後に射場が裏山に隠したのでした。
報告を受けた隊長・副隊長たちは、狛村左陣が生きているとわかっています。
死神は、霊圧という他の者の力を感じ取ることができます。
今までのそれとは比べものにならないほど小さくなった狛村の霊圧。
それさえも感じ取ることができるのです。
しかし、射場の意見を尊重しています。
それ以降“七番隊隊舎の裏山に大きな狼が現れた”と噂になったようです。
狼は狛村であると気づいていながらも、誰も何も追及などはしていません。
小説でも触れられてはいませんが、主人公である黒崎一護たちも知っているのだろうなと思います。
一護が心の中でどう感じているのかも、私には知りたいところです。
続いて、勝利したバンビエッタ戦についても見ていきます。
狛村左陣の最後は?バンビエッタ戦ではどうなった?
『BLEACH(ブリーチ)』本編では、狛村左陣の最後の戦いでバンビエッタに勝利。
しかし、“物言わぬ獣”と言われる狼の姿になってしまいました。
犬とも検索されていますが、狛村左陣は人狼族。
見た目も犬っぽいですよね…
正確には犬ではなく、狼ですよ~。
ユーハバッハ率いる見えざる帝国(シュテルンリッター)との初めの戦いもバンビエッタ・バスターバインとでした。
他の隊長たちと同様に、狛村自身もそこで卍解を奪われてしまいます。
また総隊長である山本元柳斎重國が戦いに敗れて亡くなっています。
山本に恩を返し、ソウルソサイエティや現世を守るために一族の秘儀である「人化の術(じんかのじゅつ)」を会得しました。
その秘儀は、人狼から人間の姿に変化し無敵になります。
しかし、その術には代償があります。
術が解けると“物言わぬ獣”となってしまうのです。
つまり一生狼となり、人の言葉が話せなくなってしまうんです。
バンビエッタ戦では勝利はしたものの、人化の術が解けてしまいます。
弱り切って倒れこんだ狛村(狼)。
“今まで他人が復讐(ふくしゅう)することを否定していたのに、結局は自分も最後の戦いが復讐となってしまった”
勝利しても、自責・後悔の気持ちにさいなまれてしまいます。
そして物言わぬ獣となった狛村を抱きかかえた射場(いば)副隊長が声をかけるんです。
「報復であろうと何も悪いことはしていない、山本殿のためにユーハバッハを倒そう」といった内容です。
せつなく悲しい思いを抱いた読者が多くいたと思います。
私もその1人です(泣
その後、原作では狛村左陣のくわしい描写はありませんでした。
『BLEACH(ブリーチ)』本編での完結前に、シュテルンリッターとの戦いの10年後が描かれています。
その時にも彼の姿が描かれることはありませんでした。
アニメではオリジナルでシーンが追加されるといいなと思ってます。
本編では、他のキャラクターについても伏線が回収されていないことが多いです。
小説版やファンブックなどで、原作者の思いや謎が明らかになっているんですよね。
非常に驚きなのは、作者である久保帯人先生のキャラ設定が細かいことです!
キャラ1人ひとりに込められた境遇や背景、その後など、今だに明かされていないことがあるようです。
完結して10年経った現在も、奥深さに担当者が関心することもあるのだとか…
私自身、狛村左陣はもう元の姿には戻れないのは頭ではわかっています。
そう思うと、何だか切ない気持ちになりませんか?(´;ω;`)
個人的には、一時的にでも元の人狼の姿に戻ってほしいなと感じています。
忠義を尽くし、常に謙虚。
そして鍛錬を怠らなかった狛村隊長。
最後は復讐という畜生道に落ちてしまいました。
ですが、何か読者にも希望が見えるような未来が今後みたいなと私は望んでしまいます。
「人化の術」で大爺様から騙された?
人狼一族の秘儀「人化の術」。
それはどんな術だったのでしょうか?
その術は人狼族の大爺様しか伝えられない技なんです。
大爺(おおじじ)様は、狛村左陣よりもはるかに大きな狼。
正直そこまでの大きさにびっくりでした(笑)
外の光を受けることはなく、穴の中で隠れ住むように暮らしていました。
一族を捨てた狛村は、大爺様から術を会得するのと引き換えに「心臓を渡せ」と言われます。
心臓が無くなることで、人狼族の呪いが解け、本来の人間に戻ることができるもの。
しかしそれは一度きりしか使えないものでした。
その説明をすることなく、大爺様は結果的に騙したのです。
秘儀を知っているのは自分だけ、そして自身が生きながらえるために狛村の心臓を要求できることにもなります。
体得した狛村が去ったあと、捧げられた心臓を食べてしまいます。
私は、おおじじ様に怒りを感じてしまいました。
復讐こそすべてという人狼族でもともと悪い性格でしょうがないかもしれない。
狛村を復讐の道へ落とすことができたとあざ笑う姿は、許せないものがありました。
ただ穴の中でじっとして暮らすことしかないのに、なぜ生きながらえたいのか?
やはり死ぬのが怖いのでしょうか…よくわかりませんね…
また、もしその心臓が残していたとしたら、狛村が人狼に戻ることはあるのだろうかという素朴な疑問も感じました。
ホロウも完全に穴が開いてしまえば成仏はできないですし、ストーリーが成り立たなくなりますかね?
ただ狛村隊長は、人化の術は一度しか使えず、ただの狼の姿になることを聞かされたとしても。
怒りに身を任せて心臓をささげていたのかもしれません。
狛村左陣は心臓のないままバンビエッタと戦っていました。
“心臓が無いのに死なないの?”と疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし、虚(ホロウ)とよばれる心臓に穴の開いている悪霊たちのような状態だと考えられます。
そして「人化の術」は、術が発動している間、不死の肉体になることができます。
バンビエッタは「爆撃」の能力があり、無数の爆撃で一気に攻撃します。
しかし、狛村は卍解「黒縄天譴明王」を「断鎧縄衣」の状態に変化させます。
バンビエッタの爆撃を受けても尚、恐れることなくたたき斬りました。
手などの一部に狼の毛がありながらも、人の姿と化した狛村はイケメンじゃなかったですか?
私もそう思いました!
もし人狼ではなく人間として生まれていたなら、こんな顔だったのだろうなとも想像してしまいました。
狼の姿になってしまったことがやっぱり切ない…。
同時に、真面目で義理がたい狛村が人狼として生まれた境遇も切なく感じます。
狛村左陣の最後は戦死?まとめ
狛村左陣について、以下を解説しました。
- 七番隊隊長の狛村 左陣がその後は狼となり生きている
- 護廷十三隊には射場によって【戦死】とされた
- 千年血戦篇の最後のバンビエッタ戦について
- 「人化の術」について
アニメ『BLEACH 千年血戦篇 訣別譚』が絶賛放送中で盛り上がっています!
さまざまな思いが絡んでいて、最後は切なくなってしまうと思います。
ですが、アニメで最後まで見届けたいなと思います!
そういえば狛村左陣てどんなキャラ?
斬魄刀の能力、始解や卍解ってどんなのだったっけ?
詳しくはこちらで解説しています!
『BLEACH 千年血戦篇』アニメ声優はすっごく豪華なんです!!
是非そのすごさを知っていただきたいので、
BLEACH 千年血戦篇の声優を一覧にまとめました!
→BLEACH(ブリーチ)千年血戦篇の声優を一覧で紹介!変更になった声優はいる?
護廷十三隊の新総隊長、京楽 春水(きょうらくしゅんすい)の技を徹底解明!
こちらも是非ぜひお読みください^^
→かてんきょうこつからまつしんじゅう(花天狂骨枯松心中)の秘密を徹底解説!
朽木ルキアの美しすぎる卍解も解説してます!