【魔女の宅急便】キャラクター一覧！あのキャラの名前は？

スタジオジブリ作品の人気の一つでもある『魔女の宅急便』。

主人公のキキや猫のジジ、トンボなど個性豊かなキャラクターが多く登場します。

『魔女の宅急便』の各キャラクターについて知りたくはありませんか？

今回は各キャラクターについて『魔女の宅急便』を知っている方から知らない方までわかるように解説していきたいと思います！

キキ

13歳の活発な少女でトレードマークは黒いワンピースに赤いリボン。

魔女のしきたりで13歳になると独り立ちをすることから家を出て一人で生活していくことになります。

そんな中、居候先のおソノさんのお店で空を飛ぶ魔法を活かした宅急便を始めます。

空を飛びながら宅急便を運び色々な人と触れ合いながらキキが成長していく姿がとてもいいですよ。

やはり終盤のトンボが飛行船から落ちるところを空中で助けたシーンが印象的ではないでしょうか？

このシーン前には魔女としての魔法が不安定になっていたこともあり、キキはほうきで空を飛べなくなっていました。

いつも使っていたほうきではなく、おじさんに借りたデッキブラシで空を飛ぶのがおもしろいですよね！

魔法に自信を無くしているはずなのに、トンボを助けたいと魔法と向き合ったのではないかと思います。

ジジ

キキと同じ時期に生まれたという情報から、キキと同じ13歳の猫だと思われます。

現実で考えると、かなり年を取っている猫ではないでしょうか？

魔法の力もあり、そこは現実とは違い元気な猫の設定になっているのかもしれませんね。

ジジといえばしゃべる猫！と強いイメージがあると思います。

ジジは前半のシーンではキキと会話しているものの、キキの魔法の力が不安定になったタイミングから話せなくなってしまいます。

そしてそのまま最後まで話すことはできず、普通の猫として過ごしています。

魔女の宅急便ジジ・最後のセリフと話せなくなった理由って？

コキリ（キキ母）

コキリはキキのお母さんで魔女としてはキキの先輩でもあります。

古い魔女の血筋で、空を飛ぶ魔法とくしゃみの薬の魔法が受け継がれ使うことができます。

そんなコキリも13歳で魔女になるため独り立ちをしており、修行先の町で住み続けています。

この町で今の旦那さんと出会ったのではないでしょうか？

ちなみにジブリ映画では37歳という年齢設定。

映画のシーンでは登場は多くなく始めに出てくる印象が強いキャラクターです。

そんなキキのお母さんであるコキリは魔法の研究、実験的なことをしているのが印象に残っています。

気がそれると爆発していることから、魔法を使うのはそこまで上手ではないのかな？とも感じてしまいます。

オキノ（キキ父）

オキノはキキのお父さんであり、コキリの夫。

そして、魔法の力などはなく普通の人間で民俗学者。

妖精や魔女の伝説、民話について研究している方のようです。

魔女の奥さんと結婚してから魔女の伝説を研究し始めたのか、その逆なのかも気になりますね。

おソノ（パン屋の奥さん）

コリコという町に住み、『グーチョキパン屋』を旦那さんと経営しています。

おソノさんはコリコについて泊るところがないキキに住むところを提供した人物。

そんなおソノさんはキキにとって第二のお母さんといってもいいほど、キキにとっては重要なキャラの一人。

キキが熱を出した時やトンボとのことで悩んでいるとき、キキを助けてくれる存在です。

私の中でのおソノさんの印象はパワフルなお母さんのイメージがとても強く、おソノさん最強だなと思っています。

ちなみに年齢は26歳で、とても信じられないほどしっかりしています。

おソノさんは妊婦さんでしたが、エンドロールでは赤ちゃんが生まれています。

生まれた赤ちゃんの名前はノノちゃんという名前だそうです。

フクオ（パン屋主人）

フクオはおソノさんの旦那さんでパン職人。

無口な印象が強くしゃべらないのが印象的です。

キキが『グーチョキパン屋』で宅急便屋をすることになったとき、看板を作ってくれました。

魔女の宅急便のシンボルマークともいえる魔女がほうき乗ったイメージで作られたパンの看板。

それを作るのはスゴイ技術力だと思いました！！

無口なキャラクターですがとてもやさしくマッチョな体がかっこいいですよ。

生まれた赤ちゃんの眉毛がフクオさんに似ていると思いませんか？

実はわたしの子どもも主人の眉毛をそのまま受け継いでいて、一緒だなと見るたびに感じます(笑)

ウルスラ（絵描き少女）

キキが森の中で出会った少女で年齢は18歳です。

ジブリの映画では一度も名前は呼ばれておらず、原作では『絵描きさん』と呼ばれていました。

後半にウルスラはキキに会いにパン屋まで行きます。

そこでキキが魔法の力が弱くなって落ち込んでいることを知ったウルスラ。

自分の小屋にキキを招き過去に自分が制作活動などで悩んでいたことを通じて助言をしてあげます。

このウルスラとの出会いはキキにとって今後の成長にもつながる貴重な出来事ですよね。

年齢が近いこと、同性だということもあり、姉妹のような二人の仲の良さがとても素敵です！

トンボ（コポリ）

メガネがトレードマークの少年でキキより１つ年上の14歳。

『トンボ』はニックネームで、本名は『コポリ』という名前です。

トンボは空を飛ぶことを夢見ている少年。

キキがほうきで空を飛んでいることに感動し、キキに興味を持ちます。

あの手この手を使いキキとの距離を縮めようと試みます。

しかし失敗に終わってしまうばかり。

キキからはあまり好かれておらず、むしろ苦手意識を持たれていたから。

それでもトンボはめげずにキキと向き合おうとする姿は、現実社会にとっても大切なことだと教えてもらえるシーンではないでしょうか？

後半ではキキがトンボのために魔法の力を取り戻し、助けるシーンはとても感動的。

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老婦人（おばさま）

老婦人といえばニシンのパイのおばあさんですよね！

名前はなく、公式の設定は「老婦人」なんだそうです。

キキの宅急便屋のお客さんで、年齢は70歳。

そしてキキの成長のキーマンともなる存在のキャラクターでもあります。

この老婦人で印象に残っているシーンは、2度目の仕事依頼のとき。

｢ “キキ” という女の子にこのケーキを届けてほしい」というキキ本人への贈り物でもありました。

実はこのとき、キキは空を飛んで配達することができなくなっている状態。

そんなこともありキキは仕事に対して自信がなくなって精神的に不安定になっていましたね。

そんな中での老婦人の依頼は、キキに対して存在意義を見出してあげているシーンだと思いました。

キキの涙にウルッときてしまいました！

バーサ（老女中）

バーサは老婦人のお手伝いさんで、年齢は明らかにはされていません。

印象からすると婦人よりは年齢は若そうですが、みなさんはどう思いますか？

また「バーサ！」と呼ばれているセリフが「ばあさん！」と聞こえてしまう現象あるあるがありますよね！

私もその一人です（笑。

そんなバーサはキキの魔法に興味があり、キキや老婦人に隠れてほうきにまたがっているシーンがなんともシュール。

飛行船の映像にも夢中になる少し子供っぽい行動が、なんだかかわいいですよね。

老婦人の孫娘

ニシンのパイの老婦人のお孫さん。

「あたし、このパイ嫌いなのよね。」というセリフが有名ではないでしょうか。

あの老婦人にこの孫⁈と思うほど孫のツンケンした性格が際立っているシーン。

年齢はキキよりは見た目の感じから考察して年上なのではないかと考えられます。

個人的に、ニシンのパイの女の子のセリフから、中学生のころ祖母にもらった旅行のおみやげを思い出します。

それは内心、自分の好みではない猫のブローチとネックレス。

祖母にそんな本音は言えず、悪いと思いつつも未だにつけたことがありません。

でもなんだか捨てられない、数十年ずっと閉まってある大切なものなんですよね。

マキ

マキはパン屋の隣に住んでいるデザイナーの女性で年齢は不明です。

白い猫リリーを飼っているご主人でもあります。

そんなマキはキキが宅急便の仕事を初めて依頼いた人物。

依頼内容は、ジジそっくりな猫のぬいぐるみを甥っ子に届けるというもの。

猫のぬいぐるみを届ける途中、森でぬいぐるみを落とすアクシデントが起こります。

ぬいぐるみが見つかるまで、そっくりなジジがぬいぐるみの代わりになるという、ジジにとっては一大事！

ハラハラドキドキ、そして笑える忘れられないシーンですよね。

リリー

リリーはマキが飼っている白い猫。

とても毛並みがきれいで美しい猫という印象が強いです。

ジジの初恋？の相手でもあります。

エンディングではジジと仲良くしていて家族も増えているシーンが映されています。

ケット

マキの甥っ子にあたるキャラクター。

年齢は明らかにされていませんが、見た感じ5～6歳ぐらいではないでしょうか？

小さな男の子らしく元気で活発。

動物やぬいぐるみ（ジジ）の扱いの細かい動きひとつにしても、それを感じさせる宮崎監督や制作スタッフのすばらしさを感じます。

ジェフ

ジェフはケットの家で飼われている大きな犬。

おとなしくまったりとしている印象ですが、頼りにもなります。

そんなジェフの見どころは何といってもジジを助けてあげるシーンです！

ジェフは黒い猫のぬいぐるみが本物の(ジジ)猫だと気づいていますよね。

キキの元へ帰すのに玄関外までジジをくわえて運んでいきます。

ジジにとってはドキドキのシーンだったのではないでしょうか。

ジェフの優しさに心があたたかくもなりました。

時計台のおじさん

前半に時計台から登場するキャラクター。

このキャラも年齢はわかりませんが、70～80代ぐらいのおじいさんなのではないでしょうか？。

この時計台のおじいさんは後半にトンボを助けるシーンでも登場しまています。

警官

コリコの町の警察官。

キキが初めてコリコの町に来たときに、キキに空を飛ぶなんて非常識だと注意するのに叱ります。

デッキブラシのおじさん

飛行船のトラブルにあっているトンボを助けるために、キキがデッキブラシを借りたおじさんです。

登場は終わりの少しだけ。

ですが、キキがトンボを助けた後、テレビにインタビューされた放送を見ながらのセリフがクスッと笑えます。

デッキブラシを貸したことをみんなに自慢しているたった一言でおじさんの人柄がわかりますよね。

先輩魔女

ツインテールの髪型で、キキより明るめの紫色のワンピースが特徴です。

先輩魔女なので１つ年上の14歳ぐらいではないかと思われます。

空を飛ぶときは静かに飛びたい派で、キキにラジオを切ってと言っているシーンが印象的ですよね。

先輩魔女もキキと同じく黒い猫をお供にしていますがジジよりも正直可愛げはないです。

キキの宅急便屋さんに対して、彼女は占いが得意でそれを仕事にしているようです。

ドーラ

ドーラは映画の最初のほうに登場するキャラクターで、キキの母コキリに薬をもらいに来るメガネのおばあさん。

コキリがこの町に来てからの、とても長い付き合いではないかと考えられます。

キキのことも優しく見守っている近所の優しいご老人というイメージでしょうか？

魔女の宅急便ってどんな映画？

1989年7月に公開された、スタジオジブリ映画作品。

角野栄子氏原作の児童文学『魔女の宅急便』をもとに、宮崎駿氏がオリジナル要素を加えて脚本・監督。

スタジオジブリとしての4作品目の映画で、“ジブリ”が超有名・人気になったヒット作です。

立派な魔法使いになるために主人公の少女キキが家を出て独り立ちして魔法の修行をする物語です。

すべてが魔法の世界観というわけではなく、魔法が使えない一般市民が生活している中で魔女も共に生活をしています。

魔女は人々に広く知られていて、魔女は怖い存在でもありません。

キャラそれぞれに、空を飛ぶ魔女キキへの憧れや尊敬などが感じられる、あたたかな優しい世界です。

主人公のキキが、さまざまな人々と出会い、困難をのり超えて成長する様子がすばらしいですよね。