1989年に公開され、今なお愛されているジブリ作品『魔女の宅急便』。
調べてみると、魔女の宅急便の声優が変わった?と検索されているようです。
またジジやトンボの声が変わったと噂になることも。
そして魔女宅の声優でキキとウルスラが同じ声優さんだということが関係しているとも言われています。
そこで今回は
- ジジやトンボの声が変わったのか?
- 魔女の宅急便の声優が変わったと言われる理由
- 高山みなみさんがなぜ二役(キキとウルスラ)することになったのか?
これについて調査してみました!
魔女の宅急便・ジジやトンボの声優は変わった?
『魔女の宅急便』で
トンボやジジの声優は変わっていません。
- トンボ役の声優は山口 勝平さん
- ジジ役の声優は佐久間 レイさん
お二方とも、今の声優界ですばらしいベテラン声優さんですよね。
この映画が公開されたのは1989年。
当時は新人声優さんだったわけです。
- 他の作品で様々なキャラを演じているので、そのキャラのイメージがついてしまっていた
- 魔女の宅急便を久しぶりに観ると、自分の想像していたイメージと違う声だった
山口さんは『ワンピース』ウソップ役、『名探偵コナン』工藤 新一役など
一方の佐久間さんは『アンパンマン』バタコさん役、『らんま1/2』シャンプー役など。
イメージ(記憶)していた声との違いで、変わったと感じてしまったのではないでしょうか?
また、魔女の宅急便のシーンによって
声の表情が少し違っていたり、ジジの場合は途中から喋れなくなったり。
途中から映画を見始めると、もしかして変わった?と疑問に思ってしまうかもしれません。
またトンボやジジだけでなく、他の声優も変わったのでは?と検索もされているようです。
理由はなんなのでしょうか?
魔女の宅急便の声優が変わったと言われる2つの理由
魔女の宅急便の声優が変わったのでは?と噂される理由はなんなのでしょうか?
キキとウルスラの声優が同じ高山みなみさんである話が関係しているようです。
#キキ の声を演じた #高山みなみ さん。実は絵描きの #ウルスラ の声も担当しています❗️
この作品には女性のキャラクターがたくさん登場しますが、実はそれぞれが“各年代を代表する女性”として描かれているんです。根本的には1人の人物が成長したもの、というイメージなのだそうで… ➡️続く pic.twitter.com/ULGrQmEnhU— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) March 27, 2020
それでは2つの理由をみていきたいと思います。
①キキ役の声優がなかなか決まらなかった
制作が進むにつれて声優が決まっていく中、主人公キキの声優がなかなか決まりませんでした。
宮崎駿監督は『魔女の宅急便』の制作にはかなり力を入れていたそうです。
音作り、特に役の声(声優)にはかなり難しい注文が多かったとのこと。
そのため、監督が求める声優さんがなかなか発見されない事態に。
また宮崎駿監督はプロの声優をあまり使わないことから、さらに声優探しに時間がかかったみたいです。
②高山みなみが二役(キキ・ウルスラ)
声優が変わったと検索されるのは、高山みなみさんが二役を務めたため。
なぜ二役することになった?
キキの声優がなかなか決まらずどうしようかと悩んでいたギリギリの時期。
ウルスラ役で出演が決まっていた高山 みなみさんの録音テープを監督とスタッフが聞いたところ、
これはキキの声にピッタリと思ったそうです。
この時、宮崎監督は “この子をキキにすれば” という直感的なものがあったみたいです。
この出来事があり監督はキキの声優も依頼。
ところが高山 みなみさんはキキ役の声優を「絶対無理です。責任が持てません。」と戸惑います。
当時の高山さんは、まだまだ新人声優で自身がなかったことも理由にあったようです。
そんな中、宮崎監督が『責任を取るのは僕だから安心して。』と声をかけました。
このようなエピソードがありキキとウルスラの二役をやることに。
そして作品も大ヒットしたことで高山 みなみさんにとっても声優人生の転機となったそうです。
魔女の宅急便の声優は変わった?のまとめ
今回は魔女の宅急便の声優が変わったのか?噂される理由について調査しました。
■トンボやジジの声は変わっていない
トンボやジジの声が変わったと言われるのは…
- 他作品で様々なキャラを演じているので、そのキャラのイメージがついてしまっていた
- 魔女の宅急便を久しぶりに観ると、自分の想像していたイメージと違う声だった
- 作品の中でもシーンによって声の表情が違っていた
■魔女の宅急便の声優が変わったと言われる2つの理由①キキの声優がなかなか決まらなかったため
宮崎駿監督のこだわりが強いためなかなかいい声優さんがいなかった。
プロの声優さんをあまり使いたくないということもあったため。
②高山みなみさんが二役(キキ・ウルスラ)の声を担当した
ウルスラの収録テープを聞いた宮崎駿監督が『この子をキキにすれば』と直感的に思い高山みなみさんにキキ役を依頼。
高山みなみさんは最初断ろうとしたが、宮崎駿監督の優しい言葉をもらい二役やること決意。
キキの声がなかなか決まらなかったエピソードは私も調べてみるまで知らなかったので驚きました。
キキとウルスラが同じ声優さんだとはびっくりした方もいるのではないでしょうか?
同じ声優さんとは思えないほどそれぞれの役の特徴をとらえているのがすごいですね!
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